応用社会学 (T53G T54D)

学修到達目標	社会学は、多種多様な社会的問題についてその原因を究明したり、社会を分析したりする科学である。複雑化した現代社会においては社会を理解し、多角的に見ることが必要である。現在の社会がどのようなものであるかを知ることは、社会における自分の在り方、自分自身を知ることにもつながるのである。そこで本講義では社会学が扱う具体的な領域を総括的に概観することによって、現代社会を分析し、社会を見る目を養うことを目的とする。
授業形態及び授業方法	講義形式で行う。必要に応じてプリントを配布する。
履修条件	教養教育科目の選択科目

第1回	シラバスの解説と説明…社会学の概要と応用社会学を学習するうえでの予備知識
第2回	うわさと社会1…うわさとは何か、うわさの類型、なぜうわさをするのか
第3回	うわさと社会2…うわさの事例としての学校の怪談
第4回	犯罪と逸脱1…犯罪と逸脱の定義、社会との関係
第5回	犯罪と逸脱2…現代日本における犯罪の現状と特徴
第6回	自殺と社会1…歴史のなかでの自殺の観念と定義
第7回	自殺と社会2…社会現象としての自殺、いじめと自殺
第8回	宗教と社会1…宗教とは何か、宗教に関する社会学の理論
第9回	宗教と社会2…社会における宗教の事例
第10回	ジェンダー…ジェンダーの定義と現代社会における諸問題
第11回	家族と社会1…家族の定義と類型、家族の機能
第12回	家族と社会2…現代社会と家族の問題
第13回	教育と社会1…教育とは何か、教育制度
第14回	教育と社会2…学校と教師、メディアの熱血教師にみる社会と理想の教師
第15回	平常試験とその解説

教科書	教科書はなし。
参考書	授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準	レポート(40%)と試験(60%)の総合評価。授業内レポートを実施する。
質問への対応	授業終了後に教室で質問を受け付ける。
研究室又は連絡先	講師室
オフィスアワー
学生へのメッセージ	授業時配布のプリントは、その時間のみ配布するので注意すること。

2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎