2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 社会学の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 大澤 秀男 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T54A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 社会学の研究方法を学ぶことにより、社会の仕組みと作用を客観的、体系的、多角的に分析し、考察することが可能になる。現代社会と人間および自己への社会学的アプローチの習得を通して、社会と人間・自己との関係性とその在り方について、複眼的かつ自省的に再認識し続ける力を養い、社会と自己に対するデザイン思考力を培うことができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
・講義形式で行う。必要に応じ参考資料を配布する。 ・講義内容に対する所見や質問をノートに「反応欄」を設けてメモする。 メモは配布用紙に整理し、後日リポートとして提出する。 |
履修条件 | 選択 文化教養サブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 社会学という学問の特性 社会学の誕生と近代社会/社会と個人の発見/社会学の目的 /まとめ、復習、次回の講義項目の確認(次回以降同様) |
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第2回 | 社会学の研究方法 対象の特性/学問における研究方法の違い/経験科学的方法/解釈的方法 |
第3回 | データの収集方法/社会学的分析・説明の事例 |
第4回 | 社会学的思考 「価値判断からの自由」/対象化・相対化/総合的認識/社会学的想像力 |
第5回 | 社会とは 1 文化と行為/行為と規範/慣習・法律・道徳/行動様式としての社会 |
第6回 | 2 社会を感ずる=役割・らしさ/「社会的事実」としての社会/拘束と自由 |
第7回 | 社会の構造 1 社会的行為/社会関係/社会集団/社会制度/社会体系/ 社会の範囲と規模/社会関係の基軸/社会意識/社会的性格 |
第8回 | 2 社会秩序/役割構造/階層構造/社会階層 |
第9回 | 社会の変動 1 変動要因/近代化/国際化/情報化/グローバリゼーション |
第10回 | 2 グローバリゼーションの矛盾/社会と文化の相克と融合 |
第11回 | 社会と個人 1社会的存在としての人間/社会化・社会統制/パーソナリティとしての個人 |
第12回 | 2 自己とは/自己の形成過程/自我の構造 |
第13回 | 3役割の束としての自己/社会事象としての自己/自己の本質 |
第14回 | 4 自己像と社会構造/生きやすい社会関係の構築とは |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 |
使用せず
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参考書 |
随時紹介
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成績評価の方法 及び基準 |
a 筆記試験:70点、b リポート(講義内容に対する反応、所見):30点 → a+b (b必須) |
質問への対応 | 随時対応 及び 5限講義終了後18:15より |
研究室又は 連絡先 |
ガイダンス時に伝えます |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
自己と社会を対象化し、思いやりを持って自己と社会を厳しく見つめてみようとする勇気のある学生諸氏の受講 を望みます。 |