2017年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
科目名 | 学)博物館展示論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 伊豆原・江水・佐藤(慎) | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X25E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 博物館にとって資料(モノ)の展示は、義務であり、博物館の重要な役目です。資料を公開する際の様々な問題を考慮しながら、何をどのように伝えるのかを考え、その方法論を学びます。展示の方法・形態などに関する理論と技術を習得し、博物館の展示に関する基礎的能力を養います。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式で展示の方法・形態などに関する理論と技術を習得する。また、グループ学習として展示を企画し、展示に必要な技術を学びます。 |
履修条件 | 博物館概論を履修済みのこと |
授業計画
第1回 | 美術展示のための場Ⅰ-美術館の変遷- |
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第2回 | 美術展示のための場Ⅱ-美術館の建築計画- |
第3回 | 美術展示のための場Ⅲ-サイトスペシフィック- |
第4回 | 美術展示のための場Ⅳ-アートプロジェクト- |
第5回 | 美術展示のための場Ⅴ-実例- |
第6回 | 博物館展示の目的・意義 |
第7回 | コミュニケーションとしての展示 |
第8回 | 博物館展示の形態 |
第9回 | 博物館展示の方法 |
第10回 | 博物館展示の歴史 |
第11回 | 展示室の展示環境と保存環境について |
第12回 | 博物館展示の企画 -ストーリーを立てる- |
第13回 | 展示解説と教育プログラムの作成Ⅰ-グループワーク- |
第14回 | 展示解説と教育プログラムの作成Ⅱ-グループワーク- |
第15回 | 博物館展示の発表と意見交換 とまとめ |
その他
教科書 | |
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参考書 |
黒沢浩 『博物館展示論』 KS理工学専門書 講談社 2014年
里見親幸 『博物館展示の理論と実践』 同成社 2014年
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成績評価の方法 及び基準 |
グループワークで行った課題50%、授業内レポート30%、授業に取り組む姿勢20% |
質問への対応 | 授業時間中に対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
担当教員から、授業内に連絡方法を伝えます。また、諸事情については、伊豆原月絵に連絡してください。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:30 ~ 16:30 1号館講師室
水曜 船橋 15:30 ~ 16:30 5号館研究室
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学生への メッセージ |
博物館は、研究に基づき収集した資料を展示し、人々に、その研究成果を伝えることが、重要な役割です。人々に、知の宝庫である博物館を楽しんでもらい、憩いの場として活用できるようにすることが大切です。様々な博物館に見学に行き、どうしたら素敵な博物館にできるかを展示方法について考えてください。そして、みなさんが新しい、わかりやすい展示方法を考えてください。 |