2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)生物学概論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 益子 崇 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X36C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 最新の生物学やこれに関連したトピックス、知見をできるだけ反映しつつ、中学・高校での生物学教育に必要な内容を学ぶ。細胞、生体物質、代謝、遺伝、発生・分化、動物の恒常性、環境、進化、生物の多様性などについて基礎的知識を習得させることを目指す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
プリント配布と、板書を中心とした講義形式でおこなう。スライドやビデオ動画を用いることもある。 |
履修条件 | 予備知識として、化学の初歩的な知識も復習しておくことが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス、生物学の概要 ・生物の特徴とその種類 ・生物の基本単位~細胞~ |
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第2回 | 細胞の構造とはたらき1 ・細胞の構造と機能 ・細胞を構成する物質 |
第3回 | 細胞の構造とはたらき2 ・細胞と物質の出入り ・細胞の活動とタンパク質 |
第4回 | 代謝1 ・代謝と酵素のはたらき |
第5回 | 代謝2 ・エネルギーの獲得とその流れ |
第6回 | 代謝3 ・異化、同化 |
第7回 | 中間試験&生命の連続性1 ・遺伝情報の発現 |
第8回 | 生命の連続性2 ・生殖と遺伝 |
第9回 | 生命の連続性3 ・発生と分化 |
第10回 | 生命の連続性4 ・生物の体内環境 |
第11回 | 恒常性の調節と維持1 ・動物の反応と行動 |
第12回 | 恒常性の調節と維持2 ・植物の環境応答 |
第13回 | 生物の集団1 ・生態と環境 |
第14回 | 生物の集団2 ・生物の進化と系統 |
第15回 | 試験&生物学最新トピックス |
その他
教科書 | |
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参考書 |
秋久俊博・長田洋子(編)「生体分子化学 第二版」共立出版 /
石川統・大森正之・嶋田正和(編)「生物学入門 第2版」東京化学同人 /
中学・高校の生物教科書(例:「中学教科書」大日本書籍、「Biology」東京書籍) /
高校の生物問題集(例:河合塾生物科(編)「らくらくマスター生物基礎・生物」河合出版、大森徹(著)「生物[要点]」文英堂) /
中学・高校採用試験問題集(例:「教員採用試験対策オープンセサミシリーズステップアップ問題集(5)専門教科[中学理科]・(6)専門教科[高校理科]」東京アカデミー)
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成績評価の方法 及び基準 |
授業時間内の小テスト(複数回)(小計で約20%)と期末(理解度確認期間中60%)および平常点(約20%)によって総合的に成績評価をおこなう予定である。授業態度も考慮する。 |
質問への対応 | 授業終了後に教室で質問を受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
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オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
生物学は分子レベルから個体のレベルまで広範な視点を含む。化学や生物学の基盤のあまり無い受講生にも留意するが、時間も限られているため、初歩的な知識は各自整理しておくことが望ましい。 |