2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)技術科教育法Ⅲ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
担当者 | 石坂 政俊 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X45E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 中学校教員免許「技術」を取得するための科目です。「技術分野」各項目における具体的な指導法、授業分析、授業評価法を調査研究する。教員として「技術」教科指導ができる教材開発力、実践力を身につける。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業を基本とする。「技術」に示された教科目標、内容の取り扱いについて演習や討議をおこなう授業展開となる。A・B・C・Dの指導案の作成、模擬授業を行う。 |
履修条件 | 教員免許「技術」取得を目指しており、技術科教育法Ⅰ・Ⅱ、教職関連科目を履修し、技術分野の基礎・基本を理解していること。各専門学科の授業内容を理解し、実践的、体験的な学習活動が出来る能力を身につける。 |
授業計画
第1回 | 中学校学習指導要領「技術・家庭」の目標、授業改善の視点、指導の工夫を研究する。 |
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第2回 | 「技術分野」授業構造と評価規準に盛り込むべき事項を研究する。 |
第3回 | 技術、技能を促す観察、実験、実習、見学の教育効果と指導法を分析する。 |
第4回 | 「技術分野」指導案の作成法、評価規準の設定例を示す。 |
第5回 | モータロボットカーの製作実習、実習授業を進め方、指導の工夫を研究する。 |
第6回 | A:材料と加工に関する技術の教材研究、教材選定、指導案の作成。(演習1) |
第7回 | B:エネルギー変換に関する技術の教材研究、教材選定、指導案の作成。(演習2) |
第8回 | C:生物育成に関する技術の教材研究、教材選定、指導案の作成。(演習3) |
第9回 | D:情報に関する技術の教材研究、教材選定、指導案の作成。(演習4) |
第10回 | 「技術分野」授業展開の進め方、授業改善に向けた授業評価とその対応法を研究する。 |
第11回 | 技能・技術に関する学習指導の意義や注意点、思考、判断、表現を高める指導法を研究する。 |
第12回 | 演習1~4に対する改善指導案の作成、他の実践事例を取り入れた指導案を作成する。 |
第13回 | 改善指導案による模擬授業、その授業評価、自己評価を行う。 |
第14回 | 先端技術を取り入れた教材開発、技術・技能を高める指導法を研究する。 |
第15回 | 平常試験。「技術分野」の教科目標や意義、指導効果のある指導法を研究する。 |
その他
教科書 |
文部科学省 『評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料』 教育出版 2011年
間田泰弘 『中学校技術・家庭科用教科書 技術分野』 開隆堂 2014年
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参考書 |
授業内で推薦図書、参考図書を紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常授業(60%)、指定課題レポート(20%)、指導案提出(20%)とする。指定課題レポートの提出は授業中に指示をする。指導案等は指定日までに提出する。 |
質問への対応 | 授業終了後、教室で行う。 |
研究室又は 連絡先 |
masatoshi-ishizaka@silk.ocn.ne.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
中学校技術科の教職に向けた実践的な授業展開、教材開発を進める。工学的な授業構成を身に付けるため、実験・実習での専門知識を身に付けておくこと。 |