2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)情報と職業 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 山口 敏和 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X55E |
クラス |
概要
学修到達目標 | 情報と職業の関わりや,情報に関する職業人としての在り方等,幅広い内容を説明することができる.社会の情報化の歴史を振り返り,情報社会や情報産業の実態について理解する.企業・組織における情報の取り扱いについて,企業組織,人事・教育,知的財産といった視点から概観できる.社会人として知っておきたい情報やデータの基本的な取り扱い方法やプレゼンテーション方法を身につける.各自がこれまでに体験した様々な社会活動における事柄を題材として調査研究し,個別の発表を行い,討議・論評を行うことができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
プロジェクタ,配布資料を使用する講義形式で実施する.適宜,講義時間内に作成する小課題の提出を求める.講義後半には,社会や企業活動に関わる事柄を題材として個別の発表を行う. |
履修条件 | 特段の予備知識を必要としないが,一般的な社会動向を把握しておくよう努めること. |
授業計画
第1回 | オリエンテーション:本講義の狙い,講義内容,講義の進め方,評価方法について説明する.基本知識や思考力を確認するためのアンケートを実施する.シラバスの内容を確認の上,授業に臨むこと. |
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第2回 | 情報化社会の進展:情報化社会に至るこれまでの歴史を振り返る.社会の情報化に伴うビジネス環境の変化と,それによって生じた課題について学ぶ. |
第3回 | 日本経済の変遷と現状:我が国の経済状況の変遷,産業構造の変容・実態・現状について学ぶ. |
第4回 | 情報に関わりの強い産業・職業:情報通信産業の現状と人材の動向について学ぶ. |
第5回 | 情報を活用している産業・職業:小売業,流通業,製造業などの身近な職業において,どのように情報を活用しているか考える. |
第6回 | 企業の仕組みと情報活用(1):企業活動の仕組みについて学ぶ.情報化に伴って組織がどのように変容するのか考える. |
第7回 | 企業の仕組みと情報活用(2):企業における人事考課,業績評価,企業内教育,資格等について学ぶ. |
第8回 | 社会が求める人材:若年層の就業状況,企業・組織が求める人材像を概観する.キャリア教育の必要性について学ぶ. |
第9回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(1):ビジネスや学校において情報を伝え,理解させる方法論を学ぶ. |
第10回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(2):ビジネスや学校における測定と評価に関する方法論,とりわけ量的データの取り扱い方法について学ぶ. |
第11回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(3):ビジネスや学校における測定と評価に関する方法論,とりわけ質的データの取り扱い方法について学ぶ |
第12回 | 社会・企業活動における情報の取り扱い方法(4):ビジネスや学校における情報の構造的な把握法,表現方法について学ぶ. |
第13回 | これまでの講義の中で実施した小課題の解説,個別の模範解答の例示,添削を行う. |
第14回 | 個別発表の方法を説明し,準備のための活動を行う. |
第15回 | 各自がこれまでに体験した様々な社会活動に関わる事柄を題材として,個別の発表を行い,討議・論評を行う. |
その他
教科書 | |
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参考書 |
駒谷昇一・辰己丈夫 『情報と職業(改訂2版)』 オーム社
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は講義中に課す小課題(50%),中間確認テスト(20%),最終発表とレポート(30%)により行う.評価視点は,内容が提示されたテーマに沿っているか,論理的な記述か,独自の視点があるか,情報処理能力を活用した工夫があるか,とする. |
質問への対応 | 講義時間の前後に,非常勤講師室にて対応する. |
研究室又は 連絡先 |
講義初回に示す. |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |