2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)職業指導Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 石坂 政俊 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X61A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 教職課程「工業」に関する科目です。学校教育における職業指導の現状や意義を通して、勤労観・職業観を育む指導法や教授法の調査研究を行う。児童・生徒に対して自己理解を図る学習活動の在り方、キャリア教育・職業教育を実施する視点、教材活用法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業を基本とする。職業指導の課題に対する背景や要因については演習や討議を含めた授業展開となる。定期的に課題レポートを実施し、理解度や指導法を判断する。 |
履修条件 | 教員免許「工業」の取得を目指しており、高等学校学習指導要領を熟読する。日本の産業構造や労働環境の変化のについて調査しておく。職業指導に関する内容が掲載された新聞や雑誌をスクラップしておく。課題意識を持って授業に望むこと。 |
授業計画
第1回 | 教育基本法、学校教育法、学習指導要領に示された職業指導の内容や意義を研究する。 |
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第2回 | 青少年就労状況、離職率、求人状況の調査から見えてくる現在の就労環境を研究する。 |
第3回 | 小学校、中学校が進めている職業指導の指導目標や指導内容、教材の取り扱い法を研究する。 |
第4回 | 高等学校学習指導要領に示されている職業指導に関する指導項目を研究する。 |
第5回 | 勤労観・職業観に関する育成の視点や指導法、職業指導の必要性を研究する。 |
第6回 | 就労に必要な資質・能力、自己教育力の育成に向けた指導法を研究する。 |
第7回 | 学校教育におけるキャリア教育、社会人として身に付けなければならない就労観・職業観を研究する。 |
第8回 | 国際化における就労環境や今後の職業指導の在り方を研究する。 |
第9回 | 情報社会における産業の多様化や就労形態の変化を研究する。 |
第10回 | キャリア教育、職業教育の在り方についての(答申)に示された事項を研究する。 |
第11回 | 職業指導に関する補助教材としての適性心理検査、SPIの意義とその取り扱いを研究する。 |
第12回 | 日本の小学校・中学校、諸外国で進められている職業指導の実践例を研究する。 |
第13回 | 職業への動機づけや職業観形成に向けた職業指導理論を研究する。 |
第14回 | 児童生徒の職業的自立に向けた指導の在り方、進路指導に関する指導法を研究する。 |
第15回 | 平常試験。今後の「職業指導」が目指す指導内容とその指導法をまとめる。 |
その他
教科書 |
毎回、補助資料を配布する。
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参考書 |
授業内で推薦図書、参考図書を紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(70%)、指定課題レポート(20%)、授業内課題(10%)とする。指定課題等は、授業中に指示をする。提出物は指定日までに提出する。 |
質問への対応 | 授業終了後、教室で行う。 |
研究室又は 連絡先 |
masatoshi-ishizaka@silk.ocn.ne.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
教)職業指導Ⅱの基礎的内容を学ぶ。事前に職業教育、キャリア教育を十分に理解しておく。 |