2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)技術科教育法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 石坂 政俊 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X62D |
クラス |
概要
学修到達目標 | 中学校教員免許「技術」を取得するための科目です。学習指導要領技術・家庭編に従いA材料と加工、Bエネルギーの変換、C生物育成、D情報、に関する技術分野の目標、内容の取り扱い、評価法を習得する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
技術分野に対する教材の取り扱い、指導法について授業を進める。実習要素については、指導案の作成、模擬授業を通して指導案の改善を図る。 |
履修条件 | 中学校教員免許「技術」取得希望者を対象としている。教職関連科目を履修し、教科指導法や教育理念を身につけておくこと。専攻学科での学習から活用できる教材を整理しまとめておく。 |
授業計画
第1回 | 中学校「技術分野」教育への期待、学習内容の取り扱い項目、評価規準を研究する。 |
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第2回 | 「技術分野」の内容、A:材料と加工に関する技術、内容の取り扱い、評価規準を研究する。 |
第3回 | B:エネルギー変換に関する技術、内容の取り扱い、授業改善の方策を研究する。 |
第4回 | C:生物育成に関する技術、生物の育成環境と育成技術、評価基準の設定例を研究する。 |
第5回 | D:情報に関する技術、情報通信ネットワークと情報モラル、ディジタル作品の計測制御の指導法を研究する。 |
第6回 | ものづくりに関する実践的・体験的な学習の進め方、指導案に盛り込むべき事項を研究する。 |
第7回 | 「技術分野」年間指導計画の作成、授業展開の工夫・改善の視点を研究する。 |
第8回 | 「技術分野」教材選定、模擬指導案の作成、評価規準に盛り込むべき事項を研究する。 |
第9回 | 職業教育の視点にたった教科指導の在り方、授業の進め方を研究する。 |
第10回 | 実験・実習を取り入れた授業展開の工夫、安全教育、事故対応を研究する。 |
第11回 | 「技術分野」A・B・C・Dの各要素を取り入れた教材開発、期待される指導効果を研究する。 |
第12回 | 先端技術を取り入れた教材開発、指導案の作成、その指導法を研究する。 |
第13回 | 情報社会における教材開発と創造性を培う授業改善の在り方を研究する。 |
第14回 | 中学校「技術分野」教育が目指す教科指導の意義、生活に根差した教育法を研究する。 |
第15回 | 授業内試験。「技術分野」が目指す教育効果と自己実践力の育成法を研究する。 |
その他
教科書 |
文部科学省 『中学校学習指導要領解説「技術・家庭」編』 教育図書 2008年
文部科学省 『評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料[中学校技術・家庭]』 教育出版 2011年
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参考書 |
授業内で推薦図書、参考図書を紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内試験(60%)、指定課題レポート(20%)、指導案提出(20%)とする。指定課題レポートの提出は授業中に指示をする。指導案等は指定日までに提出する。 |
質問への対応 | 授業終了後、教室でおこなう。 |
研究室又は 連絡先 |
masatoshi-ishizaka@silk.ocn.ne.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
中学校技術科の教員免許取得のための授業であり、教科に対する学習意欲と教材開発の視点が重要であり、専門学科での実験・実習の内容を十分に理解しておく必要がある。 |