2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 | 教)情報科教育法Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 笹川 清喜 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜6 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y56B |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 1.高等学校共通教科「情報」の教育目標,内容,指導方法について,小,中,高等学校を通じた情報教育の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて説明できる。 2.共通教科「情報」の授業イメージや基本的な授業展開を認識し,実際に授業を実施する上で必要になる授業設計と教材開発、実施・評価・改善の考え方や方法を習得することができる。 3.教育課程全体の中で,共通教科「情報」を必修で実施することの意義・役割を説明できる。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントと書画装置を利用した講義および個人もしくは、グル-プによる実習 |
| 履修条件 | 将来教員を目指す者 |
授業計画
| 第1回 | 学習指導要領解説① 共通教科「情報」を必修で実施することの意義と「情報科教員」に必要な資質を考える。 |
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| 第2回 | 学習指導要領解説② 「情報科」の設置の経緯、共通教科「情報」の目標、及び、科目編成について学ぶ。対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認の上、授業に臨むこと。 |
| 第3回 | 学習指導要領解説③ 小中学校の情報教育、中学「技術・家庭」の内容と共通教科「情報」との関連を学ぶ。対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認の上、授業に臨むこと。 |
| 第4回 | 学習指導要領解説④ 科目「社会と情報」「情報の科学」の目的と内容の特徴についてのポイントを学ぶ。対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認の上、授業に臨むこと。 |
| 第5回 | 学習指導要領解説⑤ 「総則関連事項」と学習環境の配慮、IT環境の変化、情報科教員の基礎知識を検討する。対象の範囲に関する高等学校学習指導要領解説「情報編」の内容を確認の上、授業に臨むこと。 |
| 第6回 | 「情報活用の実践力」(1) 共通教科「情報」における「情報活用の実践力」を育成するための教材と指導法を検討する |
| 第7回 | 「情報の科学的な理解」(1) 共通教科「情報」の教科書分析を通して指導内容を明確にする |
| 第8回 | 「情報の科学的な理解」(2) 授業で提示する「情報の科学的な理解」を深めるための教材について検討する |
| 第9回 | 「情報活用の実践力」(2) 共通教科「情報」における実習と座学のバランスを考慮した教材と実習指導を学ぶ |
| 第10回 | 「情報の科学的な理解」(3) アンプラグドコンピュータサイエンスを例に「情報の科学的な理解」ための指導を考える |
| 第11回 | 「情報活用の実践力」(3) 共通教科「情報」で扱う「問題解決」に関する内容の特徴と指導法について検討する |
| 第12回 | 「情報社会に参画する態度」 情報社会の課題の把握と情報モラルの指導を検討する |
| 第13回 | 学習評価の考え方 指導目標の設定、指導方法の決定から評価に至る構成と学習評価の考え方を学ぶ |
| 第14回 | 年間学習指導計画の作成 共通教科「情報」の教育課程をより良く編成するための留意点と年間指導計画を考える |
| 第15回 | 平常試験及びその解説 これまでの授業の理解度・到達度・達成度を確認する。(実習形式で行う) |
その他
| 教科書 |
『高等学校学習指導要領解説「情報編」』 文部科学省 開隆堂出版 2010年
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| 参考書 |
高等学校学習指導要領(2010),文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/kou/kou.pdf
評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料 高等学校共通教科「情報」 ,国立教育政策研究所教育課程研究センター
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| 成績評価の方法 及び基準 |
発表討論の参加・演習課題(55%)、レポート(45%)の達成度に基づいて総合的に評価する。 |
| 質問への対応 | 授業中に随時受ける。また、授業終了後に教室で質問を受け付ける。また、授業終了後にも教室で質問を受け付ける |
| 研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |
将来教員を目指す学生を対象にしている科目であることを認識し、授業に臨んでください。私語その他迷惑行為は十分注意すること。原則、初回授業に参加しないと受講を認めません。受講者のニーズや状況等に応じてシラバスは変更することがあります。 |