2017年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
教)教育制度論
日本および諸外国の教育制度を知る
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 黒田 友紀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y63C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 日本の教育法規から、「学校」という制度を理解し、義務教育制度・教育委員会制度についての理解を深める。また、学校選択制度や習熟度別学習などの制度や、学校や学級内の制度を知り、現状の状況と課題を理解することを目的とする。また、世界の学校をめぐる教育制度に触れ、日本の学校教育制度を相対的に理解して考察することをねらいとする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は、講義を主とするが、小レポートの作成、VTRの視聴、授業内での活動・意見交換等のグループワークも設ける予定であるため、積極的に参加することを望む。 |
履修条件 | ・現代教職論を修得していることが望ましい ・教職に就くことへの熱意と教育問題についての関心を持っていること |
授業計画
第1回 | 授業の進め方、教育制度とは何か? |
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第2回 | 日本の教育制度 教育法規から考える教育(1)日本国憲法・教育基本法 |
第3回 | 日本の教育制度 教育法規から考える教育(2)「学校」、義務教育制度 |
第4回 | 「学校」という制度(1)学校選択制度 |
第5回 | 「学校」という制度(2)学級という制度・習熟度別学習 |
第6回 | 「学校」という制度(3)教育課程の改革・潜在的なカリキュラム |
第7回 | 「学校」という制度(4)教師の仕事と教師の専門職性 |
第8回 | 教育行政制度(1)日本の戦後教育政策と教育行政制度 |
第9回 | 教育行政制度(2)教育委員会制度 |
第10回 | 多様なニーズへの対応:「障がい」「貧困」と教育制度 |
第11回 | 世界の学校制度(1)フィンランド:学力世界トップクラスの国の学校改革 |
第12回 | 世界の学校制度(2)アメリカ:テストとアカウンタビリティ重視の教育改革 |
第13回 | 日本の教育制度と教育問題 |
第14回 | 小テスト(授業内テスト) |
第15回 | 小テストの振り返りとまとめ |
その他
教科書 |
北野秋男編著 『教育学へのアプローチ ~教育と社会を考える18の課題~』 啓明出版 2017年 第一版
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参考書 |
授業内で、その都度指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート(25%) 、 授業内テスト(45%) 、 授業内での活動/リアクション・ペーパー(30%) から総合的に判断する。やむをえない事情により欠席する場合は、欠席届を必ず提出すること。欠席が3分の1以上の場合は、単位は原則として認めない。 |
質問への対応 | オフィスアワーあるいはメールで対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業内で指示する |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 13:30 ~ 15:00 教職課程室(C812)
木曜 船橋 12:30 ~ 15:00 5号館525A研究室。
土曜 駿河台 12:20 ~ 13:00 教職課程室(C812)
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学生への メッセージ |
・受講者のニーズや状況等に応じてシラバスは変更することがある。 ・学んでいる人の権利を保障するため、私語その他迷惑行為は禁止する。 |