2017年 理工学部 シラバス - 学芸員課程
設置情報
| 科目名 | 学)博物館経営論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 伊豆原 月絵 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y63D |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 博物館経営論は、入館者数を増やしていかに収入を増加させるか、経営の合理化といった経済的な一面を学ぶものではない。博物館は、どうあるべきかを考え、博物館の理念に基づいて運営する方法を考えるのが博物館経営(ミュージアム・マネージメント)である。 この講義では、現在直面しているミュージアムの状況について紹介しながら、これからのミュージアムの運営について、いかにあるべきかを、考えていきたい。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義 視覚教材を用いて理解を促し、意見交換を行いながら考えを深めていきたい。 |
| 履修条件 | 博物館概論を履修していること |
授業計画
| 第1回 | 博物館の経営基盤 ―ミュージアムマネージメントとは |
|---|---|
| 第2回 | 博物館形態(公、財団、私、その他)と財務・施設・設備(ユニバーサル化を含む) |
| 第3回 | 博物館の経営・博物館組織と職員(館長・学芸員・労務・事務・その他) |
| 第4回 | 博物館の目的、使命、役割、計画、評価 |
| 第5回 | 博物館の倫理(行動規範) |
| 第6回 | 博物館の危機管理および自然災害 |
| 第7回 | 利用者との関係(広報、マーケティング、ミュージアムショップ等) |
| 第8回 | 博物館における連携 ―市民参画(友の会、ボランティア、支援組織等) |
| 第9回 | 博物館における連携―他博物館、他機関(行政・大学・類縁機関等)とのネットワーク |
| 第10回 | 地域社会との連携 ―地域の活性化と博物館の役割 |
| 第11回 | 博物館経営における集客戦略 |
| 第12回 | 行財政改革及び指定管理者制度のメリット・デメリット及び今後の動向 |
| 第13回 | 財務の基本と資金の流れ(予算立案、予算作成、実施、決算、報告) |
| 第14回 | 経営面から見た調査・研究データの保存および活用 |
| 第15回 | まとめ ーこれからのミュージアムマネージメントについて |
その他
| 教科書 |
適宜プリントを配布します。
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| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
授業内の小レポート50%、意見発表内容・態度50%、 |
| 質問への対応 | 授業の前、授業中に受け付けます。 |
| 研究室又は 連絡先 |
第1回の授業にてお知らせします。 |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:30 ~ 16:30 1号館教員室
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| 学生への メッセージ |
博物館の理念を活かすための運営方法について学ぶことで、社会に出てからのマネージメントを学ぶきっかけになります。博物館を深く理解し、活性化するために、何ができるか一緒に考えていきましょう。 |