2017年 短期大学部 シラバス - 建築・生活デザイン学科
設置情報
科目名 | 建築計画の基礎 | ||
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設置学科 | 建築・生活デザイン学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 矢代・山﨑 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | C21A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 「建築とは何か」というテーマを中心に据え、建築計画・設計の意図を表現するために必要とされる方法と、建築空間はどのように創り出されるのか、建築計画・設計の理論と手法の基礎について多角的な視点から包括的に学習することで、建築創造に必要となる基礎的な知識を身に付ける。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義を中心とする。必要に応じて資料を配布する。 予習課題の提出、中間レポート及び授業内演習問題を行う。 |
履修条件 | 選択 建築に対する包括的な興味・好奇心を抱いて受講して欲しい。 |
授業計画
第1回 | 建築計画とは。 計画と設計の意義 |
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第2回 | 造形・空間をもたらす要因01:風土と建築 |
第3回 | 造形・空間をもたらす要因02:歴史と建築 |
第4回 | 造形・空間をもたらす要因03:技術と建築 |
第5回 | 身体と造形:人間の寸法・動作領域・単位寸法・単位空間 |
第6回 | 知覚と造形:人間の行動法則・行動心理 |
第7回 | 計画の技法:計画の方法と流れ |
第8回 | 機能と空間構成:ゾーニング・ブロックプラン・動線等による平面計画の手法 |
第9回 | 外部空間の構成:建物の配置・形態・高さ・ボリューム等の計画手法 |
第10回 | 内外境界(外周部)の計画・デザイン手法:屋根・庇・バルコニー・開口部 |
第11回 | 通路空間の計画・デザイン手法:廊下・階段・斜路 |
第12回 | 寸法・規模の計画:柱割り・階高・規模の概算 |
第13回 | 安全・維持保全(サスティナブルデザイン)の計画 |
第14回 | ユニバーサルデザイン概説 |
第15回 | 理解度確認テスト及び解説 |
その他
教科書 |
岡田光正ほか 『[新訂]建築計画I』 現代建築学 鹿島出版会 2016年 第新訂第2刷版
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参考書 |
日本建築学会編 『コンパクト建築設計資料集成』 丸善株式会社
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験(75%),予習課題・授業内演習・中間レポート(25%)による総合評価。 出席が総授業時間数の5分の3に満たない場合は学業成績の査定を行わないので注意すること。 |
質問への対応 | 授業終了後は教室にて、その他は研究室への来訪にて対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
授業中に指示します。 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 船橋校舎923F:担当は矢代
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学生への メッセージ |
建築計画学はいわゆる建築の「三要素(用・強・美)」のうち「用」と「美」と深く関わる分野です。そして建築の設計へつながる計画手法を学習する内容です。授業を通じて建築への関心を深め,実際の建築物や建築家の作品,著書,講演会,展覧会等を視野に見聞を広めてください。また,技術者としての社会的役割と意義を認識して下さい。 |