機械工作法Ⅰ (E13L)

学修到達目標	機械や装置を設計・製作するには多くの種類の加工法が利用される．また，新たな加工法が日々提案・開発されており，実際の機械や装置の製作に利用されている．この科目は機械技術者として知っておくべき基本的な加工法について学び，これを大まかに理解するを目標とする。
授業形態及び授業方法	教科書に沿って授業を進める予定であり，板書を基本とするが，必要に応じてパワーポイントを併用することがある．
履修条件	特になし．

第1回	ガイダンスおよび概要の説明　・機械工作法の概要と学習目標についての説明　・教科書・参考書等の紹介
第2回	機械や装置の設計・製作・評価の手順ならびに方法機械工作法の種類
第3回	第1章　機械工作法のあらまし
第4回	第2章　鋳造　　2.1　鋳造のあらまし　　2.2　鋳鉄の溶解
第5回	第2章　鋳造 2.3　鋳鋼の溶解　2.4　非鉄金属の溶解
第6回	第2章　鋳造　2.5　精密鋳造法　2.6　その他の鋳造法
第7回	1回目の試験の実施
第8回	試験の内容に関する解説第3章　溶接と溶断　　3.1　金属の溶接　　3.2　ガス溶接
第9回	第3章　溶接と溶断　　3.3　ガス切断 3.4　アーク溶接　　3.5　電気抵抗溶接　 3.6　その他の溶接
第10回	第4章　塑性加工　4.1　塑性加工の原理 4.2　鍛造　4.3　圧延加工および転造
第11回	第4章　塑性加工　4.4　押出し，引抜き　4.5　プレス加工
第12回	第5章　熱処理　 5.1　炭素鋼組織と状態図
第13回	第5章　熱処理　5.2　焼きなまし、焼きならし、焼入れ、焼戻し
第14回	2回目の試験の実施
第15回	試験の内容に関する解説機械工作法iⅠの総合的なまとめ

教科書	臼井英治，松村　隆『機械製作法要論』理工学講座東京電機大学出版局 2006年第第3版版機械工作法について簡潔に記載している。
参考書
成績評価の方法及び基準	2回の試験によって評価する　50%ずつ
質問への対応	連絡してくれれば，いつでも対応する．
研究室又は連絡先	（駿河台校舎）4号館5階456B室　03-3259-0748　lee@mech.cst.nihon-u.ac.jp （船橋校舎）　土質・機械実験棟内　実験室　047-469-5580
オフィスアワー	火曜駿河台 10:00 ～ 15:00
学生へのメッセージ	機械工作法はものづくりのための基本的な科目である．関心を持ってくれることを希望する。

2017年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科