材料力学Ⅱ (E42F)

学修到達目標	材料力学Ⅱでは，簡単な棒状部材の強さと変形がどのようになるかを学ぶが，特に梁の変形（撓み）を求める方法と曲げと捩りを受ける丸棒（軸）の強度に重点をおいて解説する．
授業形態及び授業方法	板書を中心とした講義形式で行う.　講義内容を要領よくノートにまとめること．理解度を深めるため，適宜演習を行う．
履修条件	初等関数の微分積分を理解のこと．材料力学Ⅰを習得していることが望ましい．

第1回	講義内容の説明　梁の剪断応力と曲げモーメントについての復習
第2回	曲げによる撓みの基礎式　（１）曲げ歪みと曲率　（２）曲率と曲げモーメント
第3回	曲げによる撓み（積分法）
第4回	曲げによる撓み（面積モーメント法）
第5回	曲げによる撓み（演習と解説）
第6回	ミオソテスの方法
第7回	ミオソテスの方法（演習と解説）
第8回	不静定梁の解法　　半固定梁，固定梁
第9回	不静定梁の解法　　連続梁
第10回	第1回～9回の範囲で試験と解説．
第11回	組合せ応力と歪
第12回	モーアの応力円
第13回	軸力、曲げおよび捩りを同時に受ける丸棒の最大応力
第14回	理解度確認試験とその解説
第15回	柱の座屈　　１）オイラーの荷重　　（２）相当長さ　　（３）座屈応力

教科書	新沢、佐藤、西村、吉澤『例題演習材料力学』産業図書 1985年
参考書	辻知章『なっとくする材料力学』講談社 2002年
成績評価の方法及び基準	テスト70％，課題レポート・演習30％出席回数が総授業回数の５分の３(９回)に満たない場合は，履修放棄と取り扱い，学業成績を評価E(判断不可)とする．
質問への対応	随時
研究室又は連絡先	9号館1階916C室 miura.kouichi@nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	水曜船橋 12:15 ～ 13:15
学生へのメッセージ	材料力学は機械工学の根幹をなす基礎学問であり，材料力学の理解は機械の設計において必須である．

2017年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科