2017年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 物理Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 豊田 陽己 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N43N |
クラス | 生命・物質化学科 |
概要
学修到達目標 | 物理Iに続き,質点の力学におけるエネルギー及び角運動量とそれらの保存則を学び,惑星の運動,2質点系の力学に進み,n質点系の力学,剛体の力学へと発展し,基本的な思考力を身につけることを目指す。また熱力学に関する物理現象を理論的に理解できることを目指す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
板書を中心に行う。また,補助プリントを配布する。 |
履修条件 | 物理Ⅰを受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 角運動量とその保存則 角運動量と力のモーメント 中心力と角運動量保存則 |
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第2回 | 質点系の力学 質点系にはたらく力 質量中心の運動 |
第3回 | 剛体の力学1 剛体とは 剛体の自由度と運動方程式 剛体の運動方程式 |
第4回 | 剛体の力学2 固定軸の周りの剛体の回転運動 剛体の平面運動 |
第5回 | 剛体の力学3 慣性モーメントに関する諸定理 慣性モーメントの具体的計算 |
第6回 | 中間テストとその解説 |
第7回 | 熱力学が対象とするもの 熱平衡状態と温度 理想気体の状態方程式 |
第8回 | 気体の分子運動論 気体の圧力 内部エネルギー |
第9回 | 熱力学第1法則1 熱と内部エネルギー 熱力学第1法則 |
第10回 | 熱力学第1法則2 準静的変化による仕事 準静的変化と可逆変化 |
第11回 | 熱力学第1法則2 熱容量 定積熱容量・定圧熱容量 理想気体の断熱変化 |
第12回 | 熱力学第2法則1 熱機関 カルノーサイクル 熱効率 |
第13回 | 熱力学第2法則2 熱力学第2法則 クラウジウスの原理とトムソンの原理 |
第14回 | 熱力学第2法則3 エントロピー増大の法則 |
第15回 | 理解度確認テストとその解説 |
その他
教科書 |
山本貴博 『基礎からの物理学』 裳華房 2016年 第1版
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
レポート30%,中間テスト20%および理解度確認テスト50%を総合して評価する。 出席が総授業時間の5分の3に満たない場合は履修放棄と見なし学業成績の査定を行わない。 |
質問への対応 | 気軽に研究室を訪ねてください。 時間の許す限り対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎9号館2階921D室 toyoda.haruki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15
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学生への メッセージ |
物理を学ぶにあたり、苦手だと決めつけないで繰り返し問題を解いて慣れることで苦手意識を克服することができます。 |