2017年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | まちづくり工学特別演習 | ||
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設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 天野・岡田 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E65A |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
現下の都市やまちは、少子高齢化の急速な進展、巨大地震の切迫性、都市や地域の縮退など、困難な問題に直面。これまでの都市計画、社会資本整備だけはいかんともし難い状況にある。また行政だけではなく地域の総力を結集することが求められ、地域の智慧や輝く個性の発揮が大事となる。このためには、地方創生、都市再生・活性化、新たな都市開発、復興などの研究テーマについて、これまでのまちづくりをさらに発展させていく必要があり、地域経済・地域社会・地域文化との融合、暮らし・仕事・楽しみ・絆・誇りの創出とまちづくりの一体化、コミュニティ形成などを研究領域とする。 |
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学修到達目標 | これまでの発想や見方を踏み出し、あくまでも現実の諸問題を真正面から見据え、それに切り込んでいく柔軟で総合的発想と、実践・現実思考ができることを目標とする。それをもとに、次のまちづくり人材として、新たな発想や企画、そして「ものや仕組み」をつくり出せる力を学修する。 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
本授業においては,,各自が自分の進路(次のまちづくり人材)も見据えつつ、関心を有するテーマを選択して,そのテーマについて報告・議論、さらにはヒアリングなどをする形態をとる.授業方法としては,資料の分析調査や資料収集、ヒアリングなどを行い,論文の作成や発表および検討などについて指導を行う. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
ものの見方、アプローチの仕方、深くものを考える思考習慣などを身に着けるため、関係者のなかでの議論、資料の読み込み、社会や時代の潮流への関心に努めること。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
研究論文及び真摯な態度、受容性について総合的に評価を行う。 |
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質問への対応 | オフィスアワーを中心に高村研究室で対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
高村研究室 TEL:03-3259-0655 E-mail:takamura.yoshiharu@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 13:00 ~ 14:00
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学生への メッセージ |
現在、都市や地域の問題が複雑化・錯綜する一方で、これまで都市や社会資本の領域が得意としてきた知識やノウハウだけでは壁に突き当たっている。地域で活用できる経営資源にも限界があり、まちづくり・都市分野が、新たな計画論や事業論の開発に目を向けていくことが求められている。このような問題認識と、問題へのアプローチ方法に対する感覚をつかんでほしい。 |