2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 流体工学特別研究 | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 木村 元昭 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F66G |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
研究領域 流体工学特別研究の研究領域は,理工系工学機械工学の内の流体工学である. 熱流体の測定と制御を念頭に、噴流拡散機構の理解を深め,ノズル形体、噴出条件による噴流初期における拡散混合を制御する.マイクロマシニングによりセンサを試作し,そのセンサの性能評価および応用する.具体的なテーマとしては 1.噴流拡散の制御に関する研究 2.MEMSセンサの製作と応用に関する研究 |
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学修到達目標 | 学位論文を仕上げること.そのために必要な基礎学力,研究能力,論文を書き上げる能力を身につけることが,学習の目標である.具体的な学習目標としては, 1.自由闊達に議論を行う態度を養い,他人の意見に耳を傾け,探究心を持って自ら設定した目標に向かう努力と態度を養成する. 2.単なる知識を獲得することではなく,先人の行ったことに対しても疑問をもち一から考え直す探求的な思考傾向を持つこと. 3.演繹的な思考方法を身につけ,自らの研究課題に対して論理的な結論を導けること. 4.目的を遂行するための方法を計画的に立案する能力を育成すること. 5.卒業研究の学生と研究グループを組んでその指導に当たり,協調性を持った指導態度を養うこと. |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
研究室における輪講と在室時の個人的指導による.担当教員とのディスカッションによりテーマを絞り込み学位論文作成のための計画を立案して研究に取り組む.特に,自発的に研究に取り組むこと,関連のある論文の輪講が必要となる.具体的な方法としては, 1.文献調査. 2.輪講を通して研究分野の基礎,研究動向,応用技術を学び研究方針を立てる. 3.実験計画と実験遂行を通して,実験装置の製作技術,測定および解析技術を身につける. 4.理論解析と実験より得られた新しい事実をレポートにまとめる. 5.まとめた内容を内外の発表会においてプレゼンテーションし,学術雑誌に掲載する. 6.学位論文として完成する. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
流体の分野に興味と意欲のあること.具体的に必要な学習能力としては 1.流体力学,伝熱工学の基礎知識 2.プログラミング手法を身につけていることが望ましい. 3.実験装置を設計できる能力を有していることが望ましい. |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
学位論文を審査すると共に、学位論文提出者が自立して研究活動を行うに必要な能力と、その基礎となる豊かな学識を有しているかを判定する。 1.研究全般に対して積極的に取り組む態度(出席,自主性) 2.研究内容の理解度 3.論文の完成度 4.大学内外での研究業績 |
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質問への対応 | 研究室在室時、又は授業終了時に随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
木村元昭 駿河台3号館315室 E-mail:kimura@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 16:30 担当・木村元昭 3号館315室
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学生への メッセージ |
学部生にリーダーとしてのお手本になるよう、興味を持って、意欲的に研究してほしい。 |