2017年 大学院理工学研究科 シラバス - 量子理工学専攻
設置情報
| 科目名 | 非線形物理学Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 量子理工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 長峰 康雄 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | P53B |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | カオス、フラクタル、ソリトンといった非線形物理学における基礎概念について理解する。物理学や工学の様々な分野で現れる非線形現象を例にとり、応用面についても理解を深める。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義形式で授業を行う。 |
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準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
微積分、微分方程式の理工系学部卒業程度の知識を前提とするが、物理数学や数値計算の基礎的な知識があるとより理解が深まる。 |
授業計画
| 第1回 | 線形と非線形① |
|---|---|
| 第2回 | 線形と非線形② |
| 第3回 | カオス① ローレンツ方程式 |
| 第4回 | カオス② ロジスティック写像 |
| 第5回 | カオス③ リアプノフ指数 |
| 第6回 | フラクタル① ジュリア集合 |
| 第7回 | フラクタル② フラクタル次元 |
| 第8回 | 非線形波動 |
| 第9回 | ソリトン① KdV方程式 |
| 第10回 | ソリトン② 逆散乱法 |
| 第11回 | ソリトン③ 戸田格子 |
| 第12回 | 流体・プラズマにおける応用① |
| 第13回 | 流体・プラズマにおける応用② |
| 第14回 | まとめと課題レポートについて |
| 第15回 | レポート作成・提出 |
その他
| 教科書 |
十河清 『非線形物理学』 裳華房 2010年
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| 参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
ストロガッツ 『非線形ダイナミクスとカオス』 丸善出版 2015年
戸田盛和 『波動と非線形問題30講』 朝倉書店 1995年
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| 成績評価の方法 及び基準 |
レポートにより成績を評価する。 |
| 質問への対応 | 原則、授業終了後に対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台お茶の水校舎C1006 nagamine@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:00 ~ 17:30
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| 学生への メッセージ |
基礎から学べるように物理系以外の卒業生にも配慮しており、他専攻の学生の受講を歓迎します。 |