2018年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | デザイン基礎 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 関・三友 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | A13B |
クラス | A・B前半 、 B後半・C | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 製図法概説、文字と線、幾何学の基礎を学ぶことによって理解される平面図学など土木製図の基礎知識を学習し、土木構造物の図面の描き方や読み方、平面図、立体図を理解することにより図面から土木構造物を認識できる空間把握について講義、実習を通して理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
前半は、講義と演習(製図)を通して幾何学に基づいた平面図学を学習させる。そして、設計図にもとづいて図面を模写し、2次元の設計図から3次元の模型を製作しながら土木構造物の内容を理解する。 後半は、講義と演習(調査、製図)を通して公共施設の現地調査、幾何学に基づいたラフデザイン、デザインの流れの理解、2次元の設計図から3次元の公共施設への空間把握能力をつける。 パワーポイントやビデオなどを用いて視覚に訴えるよう工夫し講義形式で授業を行う。 |
履修条件 | 「デザイン演習」を必ず同時履修すること。 |
授業計画
第1回 | ガイダンスを行い、授業法について概説する。また、各種建設構造物について紹介を行う。 製図の基礎知識(その1)(文字・線の意味を講義・演習を行う)。 ・図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
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第2回 | 製図の基礎知識(その2)(構造物とその図面について講義を行う)。 ・代表的な土木構造物の紹介とそれに用いられる図面の事例紹介講義・演習を行う。 |
第3回 | 製図の基礎知識(その3)幾何学を教授し、それに基づいた土木構造物に用いられる図面の平面表現方法について講義・演習を行う。 ・平面図を扱うことにより平面図形、相似則、平面座標、座標変換の概念、および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
第4回 | 製図の基礎知識(その4)幾何学を教授し、それに基づいた物体の立体表現法について講義・演習を行う(その1)。 ・一角法、三角法、等角投影法、不等角投影法により立体図形、相似則、平面座標、座標変換の概念、および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
第5回 | 製図の基礎知識(その5)幾何学を教授し、それに基づいた物体の立体表現法について講義・演習を行う(その2)。 ・立体投影法により立体図形、相似則、平面座標、座標変換の概念および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
第6回 | 製図の基礎知識(その6)幾何学を教授し、それに基づいいた空間把握についての講義・演習を行う。 ・三角法による図面模写を行うことにより立体図形、図形の相似則、平面座標、座標変換の概念、および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
第7回 | 製図の基礎知識(その7)(図面作成のルール(配置ほか)について講義・演習を行う)。 ・三角法による土木構造物図面の模写を行うことにより立体図形、図形の相似則、平面座標、座標変換の概念、図法のルールおよび図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
第8回 | 模写に関する講義(その1)。 ・三角法による土木構造物図面の模写を行うことにより立体図形、図形の相似則、平面座標、座標変換の概念、図法のルールおよび図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
第9回 | 模写に関する講義(その2)。 ・三角法による土木構造物図面の模写を行うことにより立体図形、相似則、平面座標、座標変換の概念、図法のルールおよび図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶことで理解される。 |
第10回 | デッサン法に関する講義/演習 ・デッサン法についてのルール、方法について、講義/演習を行う。 |
第11回 | 公共施設のデザインに関する講義/演習(その1) ・実際の敷地における現地調査を行い、その結果を踏まえてアイデアを出し、それを視覚化する。 その過程で、立体図形、図形の相似則、平面座標、座標変換の概念および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶ。 |
第12回 | 公共施設のデザインに関する講義/演習(その2) ・実際の敷地を対象としてアイデアを視覚化する過程で、立体図形、図形の相似則、平面座標、座標変換の概念および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶ。 |
第13回 | 公共施設のデザインに関する講義/演習(その3) ・実際の敷地を対象としてアイデアを視覚化する過程で、立体図形、図形の相似則、平面座標、座標変換の概念および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶ。 |
第14回 | 公共施設のデザインに関する講義/演習(その4) ・実際の敷地を対象としてアイデアを視覚化する過程で、立体図形、図形の相似則、平面座標、座標変換の概念および図法の基礎的内容などの数学的手法を学ぶ。 |
第15回 | 公共施設のデザインに関する演習の課題講評会 |
その他
教科書 |
特に指定しない。適宜資料を配付する。
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参考書 |
土木学会 『土木製図基準』 丸善
全ての図面はこの書の記載事項を基に記述されている。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業における課題成果物および作製図面と作成模型をもとに評価を行う。 |
質問への対応 | 適宜対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
関文夫(駿河台校舎338室、e-mail:seki@civil.cst.nihon-u.ac.jp) 三友奈々(お茶の水校舎C705室), e-mail:mitomo.nana@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:40 ~ 13:20 関・三友(6号館1階 616土木準備室)
木曜 船橋 12:40 ~ 13:20 関・三友(6号館1階 616土木準備室)
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学生への メッセージ |
・講義・実習に意欲的に受講してください。 ・本科目は試験を実施致しません。 ・必ず「デザイン演習」と同時に履修して下さい。 |