2018年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
| 科目名 | 材料力学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 鈴村・小田 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A55O |
| クラス | 再履修 | ||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本科目は土木工学科の専門科目として設置されているものであり、土木構造物の設計・保守 に関連する材料の基本的な性質と、基礎方程式、およびその応用等の学習を通じて、工学的な取り扱いについて修得し、最終的には土木構造物の高度な設計・保守を行える技術者を育てることをめざしている。なお、本科目を理解することにより、より複雑な構造物の取り扱いに進むことが出来る。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
主として、板書き、プリント等に基づいて、基礎的な原理、理論、応用等について説明する. |
| 履修条件 | 再履修科目. 力学の基礎,応用力学で学んだ内容を理解していること. |
授業計画
| 第1回 | 学習目標、授業の進め方等を説明する. |
|---|---|
| 第2回 | 弾性体の変形と応力ーひずみの関係 伸縮・直応力・直ひずみ・ヤング率,ポアソン比,許容応力・安全率,圧縮・膨張・体積弾性率 |
| 第3回 | 弾性体の変形と応力ーひずみの関係 ずれ変形・せん断応力・せん断ひずみ・剛性率, |
| 第4回 | 弾性体の変形と応力ーひずみの関係 曲げ変形・断面2次モーメント,ねじり変形・断面2次極モーメント |
| 第5回 | 弾性体の変形と応力ーひずみの関係 熱変形・温度応力・温度ひずみ |
| 第6回 | 断面積が変化する部材の応力とひずみ 微小要素に作用する力の釣合い |
| 第7回 | 組合せ部材の応力とひずみ 弾性係数比,等価断面積 |
| 第8回 | 講義内容の理解度を測るための試験 ( 中間試験 ) および解説 |
| 第9回 | 応力ーひずみの一般的表現 外向き法線,応力テンソル,ひずみテンソル |
| 第10回 | 平面ひずみ状態,平面応力状態 |
| 第11回 | モールの応力円 |
| 第12回 | 棒部材の軸荷重に対する安定性 ( 長柱の座屈 ) 一端固定支持,他端自由の場合,両端ヒンジ支持の場合 |
| 第13回 | 棒部材の軸荷重に対する安定性 ( 長柱の座屈 ) 一端固定,他端ヒンジ支持の場合,両端固定支持の場合 |
| 第14回 | 短柱と断面の核 |
| 第15回 | 講義内容の理解度を測るための平常試験とその解説. |
その他
| 教科書 |
有光隆 『図解でわかるはじめての材料力学』 株式会社技術評論社 2003年 第1版
基本的なことがしっかり書かれている。自習にも適している。
|
|---|---|
| 参考書 |
教科書以外の内容に関しては必要に応じて資料を配付する。
|
| 成績評価の方法 及び基準 |
中間試験 (40%),平常試験 ( 60% ) で評価する. |
| 質問への対応 | オフィスアワー及び講義後に適宜質問を受け付ける. |
| 研究室又は 連絡先 |
鈴村:駿河台校舎 4 号館 5 階 456A 研究室 小田:駿河台校舎 4 号館 5 階 457 研究室 |
| オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:40 ~ 18:10 4号館5階456A室 鈴村
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 4号館5階457室 小田
|
| 学生への メッセージ |
基本的な考えを理解し、課題に取り組めば、力がつきます。 |