2018年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
科目名 | 建築設計論Ⅰ | ||
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設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 本杉 省三 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C23O |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 建築設計を行うために必要な幅広い視点を身につける。それにより、社会性をもった建築計画・建築設計が考えられるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
パワーポイントなどと板書を併用した講義とその講義を通して自分が考えたこと、調べたことを発表する授業を織り交ぜて行なう。また、具体的設計事例を取り上げ、それを計画的視点から分析する演習的な内容も織り交ぜて行う。授業時間内においても、講義内容に即した小テスト・課題を行うことで都度理解度を確認する。 |
履修条件 | 建築計画及び設計を幅広い視点で考えるため、基礎となる建築計画科目を修得していることが望ましい。また、建築設計を行うに当たって認識しなければならない基本的なことがら、法規の理念などについて、普段から実際の建物を通して学ぶように心掛けて欲しい。 |
授業計画
第1回 | 授業のねらいと成績評価 スケジュールと講義概要 出題:①人は建築に何を託すか、または②建築における公共性、いずれか2000字程度・A4表紙なし、5/29(火)正午時まで。使用する写真は自分が撮影したものに限る。引用文は、引用部分を「」で明示し、出典を明記する。 |
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第2回 | 社会と設計を結ぶ計画の常識 ミニテスト |
第3回 | 建築を作る背景 人は建築に何を託すか? 社会が建築を作るのか、建築が社会を作るのか?建築家が建築を作るのか? |
第4回 | 公共性・公共空間 都市空間・建築空間の公共性と社会性 |
第5回 | 機能の計画・動線の計画 具体事例で機能・動線を評価する(即日課題演習) |
第6回 | 計画と評価(1) 建築をどう評価するか? できるか? 計画の比較と評価 |
第7回 | <課題提出> ノーマライゼーション みんなの場所・空間であるための計画 バリアフリーとユニバーサルデザイン |
第8回 | 運営の計画 目標・運営が違えば計画も違う 施設目標と組織・活動と空間 |
第9回 | 課題レポートの提言とディスカッション(学生による発表) ①「人は建築に何を託すか」 ②「建築における公共性」 |
第10回 | 利用の計画 利用者とは誰か? 立場によって利用が違う、建築への関わり・要求が異なる |
第11回 | 毎日の生活の中の計画・デザイン かたちとデザインのインターフェース かたちには意味がある |
第12回 | 計画と評価(2) 具体的事例を分析する 計画内容の具体的比較・評価 |
第13回 | 問題意識と対象分析 解決の糸口は対象の中にある 調査の目的と限界 まとめ |
第14回 | 平常試験とその解説 |
第15回 | 試験解説と講義の総括 |
その他
教科書 |
建築計画教材研究会 『建築計画を学ぶ』 理工図書 2013年
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参考書 |
本杉省三 『劇場空間の源流』 鹿島出版会 2015年
池辺 陽 『デザインの鍵 ―人間・建築・方法―』 丸善 1996年
柏原士郎 『建築デザインと環境計画』 朝倉書店 2005年
授業に直接関係する参考資料は、適宜授業時間に配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(80%)、課題(20%)による総合評価 |
質問への対応 | 授業時間に受けます |
研究室又は 連絡先 |
本杉(駿河台校舎5号館8階586A室) motosugi.shozo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
レポート課題等における引用文は出典を明記すること。レポート課題等で使用する写真は基本的に自分が撮影したものに限るものとします。 建築教材の多くは、日常生活にあふれています。身近なもの・ことに注目して、計画すること・デザインすることの意味と広がりを考えて欲しい。 |