2018年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 建築設計論Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 今村 雅樹 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C23Q |
| クラス | 建築 | ||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 建築設計が都市の計画や社会性・地域性および環境保全などとの関係があることを理解し、「パブリック空間」をテーマにして学習する。現代までの都市と建築の計画・設計の経過を学習し、現在の課題に対応した建築と環境・空間の計画・設計の理念と方法を習得する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
教科書「パブリック空間の本」を中心に、具体的な都市空間や建築作品の写真・図面・映像を提示しながら、パワーポイントおよび配布資料も加えながら講義形式で行う。 |
| 履修条件 | なし |
授業計画
| 第1回 | 授業概要説明と授業内容の目標について/設計のレゾンデートルとは何かを問う/パブリック空間とは |
|---|---|
| 第2回 | パブリック空間の系譜「パブリック空間の原型」「統治と宗教から生まれたパブリック空間」 |
| 第3回 | パブリック空間の系譜「社会の変革と工業化が産み出したパブリック空間」「理想の新都市像と計画されるパブリック空間」 |
| 第4回 | パブリック空間の系譜「互助の精神が生んだ近代日本のパブリック空間」「都市復興期に生まれたパブリック空間」 |
| 第5回 | パブリック空間の系譜「アーバンデザインとリージョナリズムにより開花したパブリック空間」「変容と再生を続ける現代のパブリック空間」 |
| 第6回 | パブリック空間のつくられ方と使われ方 |
| 第7回 | パブリック空間の読み取り方 |
| 第8回 | プライベート空間の中に現れるパブリック空間 <中間レポートの出題> |
| 第9回 | 設計手法:現代社会とプログラム構築との関係について 1 (地域施設コンペと住民参加) |
| 第10回 | 設計手法:現代社会とプログラム構築との関係について 2 (地域施設コンペと住民参加) |
| 第11回 | 設計手法:複合型福祉施設におけるユニバーサルデザインの設計手法 1 (バリアフリーとプログラム) |
| 第12回 | 設計手法:複合型福祉施設におけるユニバーサルデザインの設計手法 2 (バリアフリーとプログラム) |
| 第13回 | 設計手法:複合型地域施設としての小学校の設計手法 1 (オープンスクール、セキュリティデザイン) |
| 第14回 | 設計手法:複合型地域施設としての小学校の設計手法 2 (オープンスクール、セキュリティデザイン) <最終レポートの出題> |
| 第15回 | 最終理解度確認と最終レポート出題内容の解説 |
その他
| 教科書 |
今村雅樹+小泉雅生+高橋晶子 『「パブリック空間の本」 公共性をもった空間の今までとこれから』 彰国社 2013年 第2版
『「パブリック空間の本」公共性をもった空間の今までとこれから』を教科書として講義が進められる。
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| 参考書 | |
| 成績評価の方法 及び基準 |
授業内容から「中間レポート」と「最終レポート」の2回のレポート提出による総合評価とする。 |
| 質問への対応 | 授業中に理解できないところがあった場合は、質問内容を整理し授業終了後に質問すること。 |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 南棟 建築学科階 今村研究室 メールアドレス:imamura.masaki@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:00 ~ 16:30 南棟 建築学科階 今村研究室:今村教授
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| 学生への メッセージ |
建築設計のための授業である。「パブリック空間のあり方」「多様なビルディングタイプ」におけるコンテクストの読み方や設計手法、ノーテーションの手法などとして授業を捉え、実際の設計の授業や卒業設計などで使えるように学習してほしい。 |