2018年 理工学部 シラバス - 建築学科
設置情報
| 科目名 | 都市防災 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 建築学科 | 学年 | 4年 |
| 担当者 | 藤賀 雅人 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | C43Q |
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 地震・火災, 土砂災害, 水害などの各種災害の被害と復興プロセスの特性について理解し, 建築・都市計画の観点からの対応策を学ぶ. 加えて,現代の都市防災の枠組みを把握し,防災・減災・事前復興の取り組みを理解する. 以上をふまえて都市防災の概要を説明できる. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義形式を基本とする. 状況に応じて,講義内で小課題・グループ討議等を加えることがある. |
| 履修条件 | 都市計画Ⅰ・Ⅱ, 都市デザインの講義内容など,都市・地域・集落の計画について関心があることが望ましい. |
授業計画
| 第1回 | イントロダクション 講義の進め方,講義が扱う内容について説明する. |
|---|---|
| 第2回 | 大規模災害の歴史 日本・世界における災害史を概観する. |
| 第3回 | 都市防災の枠組み① 近現代における防災計画の変遷を理解する. |
| 第4回 | 都市防災の枠組み② 近年の防災計画の風潮を理解する. |
| 第5回 | 防災面に配慮したプランニング 実際の都市,地区,街区等を事例に防災に配慮したプランニングを概観する. |
| 第6回 | 復興プロセス① 日本および海外における復興のプロセスを把握する. |
| 第7回 | 復興プロセス② 阪神淡路大震災など、震災の復興過程から現代の復興プロセスを考える. |
| 第8回 | 復興プロセス③ 東日本大震災の復興過程から現代の復興プロセスを考える. |
| 第9回 | 災害対応の法体系① 大規模災害に備えた法整備の内容を理解する. |
| 第10回 | 災害対応の法体系② 復興過程における法整備の内容と計画立案の関係性を把握する. |
| 第11回 | 災害前後の行政対応 災害時の国・地方自治体の役割の違いを理解し、行政制度の全体像を理解する. |
| 第12回 | 防災まちづくり 先進的な防災まちづくりの取り組みを把握する. |
| 第13回 | 事前復興 事前復興の概念と施策の展開を把握する. |
| 第14回 | レポートレビュー レポート課題の内容を共有し,ディスカッションを行う. |
| 第15回 | 平常試験の実施、講義全体についてのポイント復習 |
その他
| 教科書 |
講義内で資料を配布する.
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|---|---|
| 参考書 |
梶 秀樹, 塚越 功 『改訂版 都市防災学: 地震対策の理論と実践』 学芸出版社 2012年
日本建築学会 『復興まちづくり』 丸善 2009年
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| 成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(60%), レポート課題(30%), 講義内の小課題(10%)の合計60点以上を合格とする. |
| 質問への対応 | 授業後に対応する. |
| 研究室又は 連絡先 |
授業中に指示する. メールアドレス:m_fujiga@cc.kogakuin.ac.jp |
| オフィスアワー | |
| 学生への メッセージ |