2018年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 力と運動の物理学Ⅰ演習 | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 行方 直人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E54M |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 |
概要
学修到達目標 | (力と運動の物理学Iで学んだ)力学の諸概念や法則を, 基本的な演習問題を自ら解くことにより身につけ, より理解を深める. |
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授業形態及び 授業方法 |
前半に,基礎的内容を学び(確認・復習),その後,それに沿った演習問題(プリント配布)を解き, その答案をレポートとして提出する. |
履修条件 | 基礎教育科目・選択 「力と運動の物理学I」に沿った基礎的な演習問題に取り組むため「力と運動の物理学I」を受講していることが望ましい(必須ではない). |
授業計画
第1回 | 演習ガイダンス 数学的記述の基礎,単位(一部次元解析含む)とその接頭語,有効数字,そして誤差の取り扱いに関して演習する. |
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第2回 | 直線運動(1) 物体の位置,速度,加速度の関係、重力加速度に関して演習する. |
第3回 | 直線運動(2) 1次元の等加速度運動(自由落下含む)に関して演習する. |
第4回 | 微分と積分 演習を通して,微分・積分計算基礎,それらによる直線運動の記述までを理解する. |
第5回 | ベクトル ベクトルとスカラーの計算に関して演習する. |
第6回 | ベクトルと平面運動 位置ベクトル,速度ベクトルと加速度ベクトルの関係に関して演習する. |
第7回 | 運動の法則(1) 運動の3法則,力の基礎について演習する. |
第8回 | 中間試験とその解説 |
第9回 | 運動の法則(2) 地球の重力,力のつりあい,一様な重力のもとでの運動(落下運動、放物運動)に関して演習する. |
第10回 | 摩擦 摩擦力と摩擦力が働く運動に関して演習する. |
第11回 | 等速円運動 2次元極座標の扱い,それによる運動の記述に関して演習する. |
第12回 | 単振動 バネによる単振動,単振り子などの振動に関して演習する. |
第13回 | 仕事とエネルギー 仕事の定義、一定な力のする仕事,重力のする仕事、バネのする仕事、仕事と運動エネルギーの関係、ポテンシャルについて演習する. |
第14回 | 総合演習 総合,複合的問題を解くことによってより理解を深める. |
第15回 | 平常試験とその解説 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
原 康夫 『理工系の基礎物理 力学』 学術図書出版社 1998年 第1版
『力学 (物理入門コース)』 戸田 盛和 岩波書店 第1版
十河 清、和達 三樹、出口 哲夫 『ゼロからの力学 (ゼロからの大学物理)』 岩波書店 2005年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験と平常試験(5割程度)による。ただし,毎週のレポートの提出状況(3割程度),演習時間中の取り組み方(2割程度)を加味する。 |
質問への対応 | 随時.(オフィスアワー以外でも,可能な限り対応します.) |
研究室又は 連絡先 |
〒101-8308東京都千代田区神田駿河台1-8-14日本大学理工学部7号館2F nnao@phys.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 09:00 ~ 15:00
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学生への メッセージ |
関数電卓を必ず持ってくること |