2018年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
| 科目名 | ゼミナール | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 3年 |
| 担当者 | 田中(賢)・阿部 他 | 履修期 | 年間 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜6 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66M |
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本研究室では、生活者すべての社会における平等と幸福追求をまちづくりの視点から実現させることを目標にしています。ところが、現在のまちづくりは最大幸福原理にもとづいたものとなっています。しかし、そこで生活する人々はさまざまな年齢構成と多様な思想、そしてそれぞれが身体的、精神的な特性をもっています。その中で、「平等」の思想が置き去りにされ、疎外感を持つ人がいるまちは長く愛されるまちにはなりません。 人々の平等と公共性の両立を、工学的、社会学的な手段を用いてまちづくりを考えます。 <主題>高齢者、障害者、子ども、妊産婦、女性の社会進出など、多様な人々によって構成される社会におけるまちづくり ・人の知覚が行動のための情報を提供していること(アフォーダンス)から、さまざまな人間特性をもつ人々を分析して、行動に適合できるまち環境の形成する(子ども、高齢者、そして知的、発達、精神障害者など) ・安全・安心なまちづくりのために、問題点の抽出とその解決法の探求(調査もしくは実験) ・公共空間の適正配置、動線計画、サイン計画、色彩計画などに関する研究 ・住みやすい、家事をしやすい住環境 働きやすい職場環境、集いやすく楽しい公共空間 ・暮らしと遊び 子どもの発達からみた公園遊具や安全、建築安全計画など |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義正式、発表と討論形式、見学会・研究会・学会参加など、内容による。 |
| 履修条件 | とくに必須条件とするものはないが、福祉、健康、公共、子育てまちづくり、福祉住環境といったことに関心があり、それに関するある程度の知識があることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス、研究分野紹介 |
|---|---|
| 第2回 | 基礎ゼミ1(講義と討論)まちづくりと仕事 |
| 第3回 | 基礎ゼミ1(講義と討論)業界研究など |
| 第4回 | 研究を始めるにあたって文献入手、検索 |
| 第5回 | 福祉と安全まちづくり見学会 |
| 第6回 | 基礎ゼミ2(講義と討論) 高齢化とまちづくり1 |
| 第7回 | 基礎ゼミ2(講義と討論) 高齢化とまちづくり2 |
| 第8回 | 基礎ゼミ2(講義と討論) 少子化とまちづくり1 |
| 第9回 | 基礎ゼミ2(講義と討論) 少子化とまちづくり2 |
| 第10回 | 基礎ゼミ2(講義と討論) 障害者とまちづくり1 |
| 第11回 | 基礎ゼミ2(講義と討論) 障害者とまちづくり2 |
| 第12回 | 福祉まちづくりに関する外部研究会参加 |
| 第13回 | 基礎ゼミ2(講義と討論) 自由テーマ |
| 第14回 | 基礎ゼミ3(自主研究)研究を進めるにあたって |
| 第15回 | 卒業研究生中間発表会への参加と意見交換 |
| 第16回 | ガイダンス、専門教育とキャリア形成(進路、就職) |
| 第17回 | UDプレゼンテーション技法 |
| 第18回 | 基礎ゼミ4(自主研究)テーマのプレゼン |
| 第19回 | 基礎ゼミ4(自主研究)研究と指導1 |
| 第20回 | 基礎ゼミ4(自主研究)研究と指導2 |
| 第21回 | 基礎ゼミ4(自主研究)研究と指導3 |
| 第22回 | 基礎ゼミ4(自主研究)研究と指導4 |
| 第23回 | 理工学部学術講演会参加 |
| 第24回 | 基礎ゼミ4(自主研究)発表会 |
| 第25回 | 卒業研究生中間発表会への参加と意見交換1 |
| 第26回 | 卒業研究生中間発表会への参加と意見交換2 |
| 第27回 | 基礎ゼミ5(まちづくりに関する最近の話題) |
| 第28回 | 福祉と安全まちづくり見学会 |
| 第29回 | 基礎ゼミ5(卒業研究に向けて) |
| 第30回 | 基礎ゼミ5(企業面談、エントリーシート対策) |
その他
| 教科書 |
特にない。
その都度資料等を配布する。
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|---|---|
| 参考書 |
必要に応じて、授業において説明する。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
70%以上の出席が必要。ただし出席率そのものは評価の対象としない。 日頃のゼミへの参加意欲、討論における発言、課題の取り組みへの熱意などを考慮して、課題プレゼンテーション、課題レポート、研究レポートとプレゼンテーションの内容を評価する。 |
| 質問への対応 | ゼミ内で随時行う。 |
| 研究室又は 連絡先 |
八藤後研究室 5号館8階585A室 yatogo.takeshi*nihon-u.ac.jp *印を半角@に置き換える |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:10 ~ 13:20
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| 学生への メッセージ |
まちづくりを考えるうえで人間探求や社会の仕組みに興味がある人を望みます。 図面を描くのが好きな人、数学が得意でなくても統計解析に興味がある人、パソコンが好きな人、実験装置を作ったりすることが好きな人も歓迎します。 少しでも関心をもった人は、事前に八藤後との面談をおすすめします。面談は、八藤後のことを知ってもらう目的もあります。他の研究室とのちがいなどもお話しできます。面談日は、連絡くれれば別途示します。 研究室ホームページ "八藤後研究室" で検索 |