2018年 理工学部 シラバス - 機械工学科
設置情報
科目名 | コンピュータアプリケーション | ||
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設置学科 | 機械工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 安藝 雅彦 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 木曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F42O F43P |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | コンピュータプログラミングIで学んだC言語の基礎知識を用いることで,以下の項目を学習目標とします. (1) ベクトル・行列の演算プログラム,非線形方程式を解くプログラム,連立一次方程式を解くプログラム,常微分方程式を解くプログラムが作れる. (2) フローチャートが描ける. (3) 専門科目の簡単な計算をプログラミングできる. |
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授業形態及び 授業方法 |
初回授業で配布するテキストに基づいて,コンピュータを用いた演習形式の授業を行う. |
履修条件 | コンピュータプログラミングIを履修済みであることが望ましい. |
授業計画
第1回 | ガイダンス,データ整理の仕方 ・講義のねらい,学習目標,講義の概要,受講上の注意事項,成績評価基準などについて説明する. ・第12回~第15回で学ぶ常微分方程式の計算結果及び機械工学実験のデータ整理のためのExcelの使い方を理解する. |
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第2回 | コンピュータプログラミングⅠの復習(入力と出力,分岐構文,反復構文) ・コンピュータプログラミングⅠで学んだC言語の基礎事項(入力と出力,分岐構文,反復構文)を復習し,自由にプログラムを組むことが出来るようになる. |
第3回 | コンピュータプログラミングⅠの復習(自作関数),フローチャートの描き方 ・コンピュータプログラミングⅠで学んだC言語の基礎事項(自作関数)を復習し,自由にプログラムを組むことが出来るようになる. ・フローチャートの描き方を理解して描けるようになる. |
第4回 | ベクトル・行列の演算(ベクトル・行列の表示,ベクトル・行列の加算・減算) ・反復構文を利用してベクトル・行列を画面に表示するプログラムを作れるようになる. ・反復構文を利用してベクトル・行列の加算・減算を計算するプログラムを作れるようになる. |
第5回 | ベクトル・行列の演算(ベクトルの内積・外積,ベクトルと行列の積,行列の積) ・反復構文を利用してベクトルの内積・外積を計算するプログラムを作れるようになる. ・反復構文を利用してベクトルと行列の積,行列同士の積のプログラムを作れるようになる. |
第6回 | 非線形方程式の数値解法:二分法 ・1変数の非線形方程式を二分法によって計算するプログラムを作れるようになる. |
第7回 | 非線形方程式の数値解法:ニュートン・ラフソン法 ・1変数の非線形方程式をニュートン・ラフソン法によって計算するプログラムを作れるようになる. |
第8回 | 非線形方程式の数値解法:演習 ・二分法とニュートンラフソン法の演習を実施する. |
第9回 | 連立一次方程式の数値解法:直接法(ガウスの消去法) ・連立一次方程式をガウスの消去法によって計算するプログラムを作れるようになる. |
第10回 | 連立一次方程式の数値解法:反復法(ヤコビ法) ・連立一次方程式をヤコビ法によって計算するプログラムを作れるようになる. |
第11回 | 連立一次方程式の数値解法:演習 ・ガウスの消去法とヤコビ法の演習を実施する. |
第12回 | 常微分方程式の数値解法:オイラー法 ・常微分方程式をオイラー法によって計算するプログラムを作れるようになる. |
第13回 | 常微分方程式の数値解法:ルンゲ・クッタ法 ・常微分方程式をルンゲ・クッタ法によって計算するプログラムを作れるようになる. |
第14回 | 常微分方程式の数値解法:演習 ・オイラー法とニュートン・ラフソン法の演習を実施する. |
第15回 | まとめ ・全体のまとめを行う |
その他
教科書 |
初回授業で配布します.
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参考書 |
なし.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験60%,演習課題40%として評価し,60点以上を合格とします. ただし,年度毎の難易度のばらつきを考慮し,必要に応じて全体の得点補正を行います. 基本的に毎回授業の終わりに30分程度の演習課題を実施します.授業計画の演習の回は90分かけて演習課題を実施します. |
質問への対応 | 常時受付. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎南棟1712室(堀内・安藝研究室) メールアドレス:aki@mech.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 この時間以外でも事前にメールで知らせてもらえれば,随時対応できます.
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学生への メッセージ |
プログラミング技術は卒業研究を進める上で必要であり,機械技術者にとって必要な技術です.是非習得されることを勧めます. |