オプトロニクス (I21P)

学修到達目標	電気エネルギーによる光の発生技術からレーザを中心とする光応用技術まで各分野の基礎を修得し，レーザの発振原理，特徴，種類，応用を説明することができる。
授業形態及び授業方法	パワーポイントと板書を併用し講義を行う。
履修条件	電磁波の基礎を受講していることが望ましい。

第1回	講義概要　光と電気工学の関わり
第2回	波動光学　マクスウェル方程式，平面波
第3回	光の性質　偏光・光波のエネルギー
第4回	光の性質　光の干渉，コヒーレンス（時間的，空間的）
第5回	光の吸収と発光のメカニズム1 　光と物質の相互作用，ボルツマン分布，黒体放射
第6回	光の吸収と発光のメカニズム2 　ポンピング，反転分布，誘導放出
第7回	レーザの発振原理　光増幅の原理と利得
第8回	レーザの発振原理　レーザの発振条件，発振モード
第9回	コーヒレント光源　気体レーザ（He-Ne，CO2，エキシマ）
第10回	コーヒレント光源　固体レーザ（YAG，ルビー，チタンサファイア）
第11回	コーヒレント光源　半導体レーザの構造，直接遷移，間接遷移
第12回	コーヒレント光源　ダブルヘテロ接合型半導体レーザの原理と特性，各種の半導体レーザ
第13回	光メモリ　光ディスクの変遷と構造・ピックアップ光学系の構造と特徴
第14回	インコーヒレント光源　発光ダイオード・白熱ランプ・蛍光ランプ・各種ランプ
第15回	光の計測　放射量と測光量－放射・測光測定器

2018年 理工学部 シラバス - 電気工学科