2018年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 金属化学 | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 西宮 伸幸 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L14T |
クラス | 共通 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 金属はセラミックスおよび高分子とならぶ三大材料のひとつです.建築や構造材料のための金属,機械や工業のための金属,電子機器や情報端末のための金属など,さまざまな側面を持っています.これらの材料としての金属にも触れますが,化学的な機能を有する金属に主眼を置きます.金属の化学の多様性を理解し,種々の課題の中で知識を活用できるレベルに到達しましょう. |
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授業形態及び 授業方法 |
資料を配布して板書を主とした講義をします.各回の最後にその回のまとめの小テストをしますが,テストというよりは理解度確認が主眼です.次回の授業でフィードバックを行います. |
履修条件 | 化学の基礎,とくに無機化学系および物理化学系の基礎知識. |
授業計画
第1回 | 金属と化学の関わり |
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第2回 | 金属粉末と超微粒子 |
第3回 | 粉末冶金技術 |
第4回 | 金属製錬の化学 |
第5回 | 都市鉱山からの金属回収技術 |
第6回 | 金属および合金の状態図Ⅰ |
第7回 | 金属および合金の状態図Ⅱ |
第8回 | 触媒としての金属 |
第9回 | 窒素吸蔵合金の化学とその応用技術 |
第10回 | 水素吸蔵合金の化学とその応用技術 |
第11回 | 水素分離膜としての金属薄膜とその応用技術 |
第12回 | 電極材料としての金属とその工業利用 |
第13回 | 金属結晶⇔イオン結晶可逆変換材料とその工業利用 |
第14回 | 金属ナノ粒子,コアシェル合金などの動向 |
第15回 | 理解度確認 |
その他
教科書 |
なし.毎回,資料を配布します.
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参考書 |
無機化学や物理化学の基礎に関する一般書籍.
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成績評価の方法 及び基準 |
試験70%+レポート30% |
質問への対応 | 授業中は随時質問に応じます.説明に時間がかかる場合は,答えを留保して別の機会を作ります.その他,研究室へ来て質問しても構いません. |
研究室又は 連絡先 |
特任教授室(教室事務室で確かめてください) nishimiya.nobuyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 11:30 ~ 13:30
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学生への メッセージ |
化学の目で見ると金属はどのように見えるか,ともに学びましょう. |