2018年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 有機化学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 大内 秋比古 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | L21C L22D |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 有機化学の基本となる、原子の構造・結合、有機化合物の名前・構造・性質・反応について理解し、説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「講義資料」とプロジェクターを使った講義を行う。「講義資料」「予習資料」「演習問題」は事前にホームページにアップロード(下記アドレス)する。講義中に考え方を理解し身に付けること。 講義の最初にミニテスト(主に前回の講義内容)と前回の講義の復習をする。 |
履修条件 | 基礎有機化学、基礎無機化学、基礎物理化学を履修していること。 |
授業計画
第1回 | 有機化学Iの授業について、有機化学概論、有機化合物の記載法と命名法 |
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第2回 | 構造と結合:原子の構造、化学結合、混成軌道 |
第3回 | 構造と結合:電気陰性度、共鳴、酸と塩基 |
第4回 | 構造と結合:アルカン、異性体 (1)[構造異性体、立体異性体(幾何異性体)] |
第5回 | 構造と結合:異性体(2) [立体異性体(配座異性体)] |
第6回 | 構造と結合:異性体(3) [立体異性体(鏡像異性体)]、講義のまとめ |
第7回 | 理解度確認試験、有機反応の概観:反応の型式、反応機構(1)[結合の開裂と生成、活性中間体] |
第8回 | 理解度確認試験解説、有機反応の概観:反応機構(2) [反応機構による分類] |
第9回 | 有機反応の概観:化学平衡、反応速度 |
第10回 | アルケンの性質と反応(1) |
第11回 | アルケンの性質と反応(2) |
第12回 | アルケンの性質と反応(3) |
第13回 | ペリ環状反応(1) [電子環状反応、付加環化反応] |
第14回 | ペリ環状反応(2)[シグマトロピー転位]、 理解度確認試験 |
第15回 | 理解度確認試験解説、講義のまとめ |
その他
教科書 |
伊東撤 児玉三明 『マクマリー有機化学(上) 、(下)の第30章』 東京化学同人 2017年 第9版
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参考書 |
マクマリー, マクマリー有機化学問題の解き方, 東京化学同人, 2016, 9 edition
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成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験(2回、各23%)、定期試験(50%)、ミニテスト(4%)を100点に換算し、60点以上を合格とする(いずれも教科書・資料等持ち込み不可) |
質問への対応 | 授業後、オフィスアワー、メール(メールによる質問は大学より配布されたメールアドレスを用い、学生番号と氏名を記入すること) |
研究室又は 連絡先 |
駿河台2号館227B室 ouchi.akihiko@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 18:20 ~ 19:20 事前にメールで連絡してください
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学生への メッセージ |
講義資料は教科書ではないので教科書を購入して予習と復習に用いること。毎回、教科書と演習問題で予習・復習をし、毎回の講義内容を理解した上で次の講義に臨むこと。特に、専門用語の英語表記、構造式、反応式、反応機構などを書くトレーニングは重要なので、自分で書くトレーニングをよくすること。 |