有機ﾌｧｲﾝｹﾐｶﾙｽﾞ (L32S)

学修到達目標	有機化学・生命科学の知識を基に，医薬品・香粧品等のファインケミカルに関する基礎（化学構造，作用機序など）を理解し，それらの機能を化学的に説明することが出来る．
授業形態及び授業方法	板書を中心とし，必要に応じてパワーポイントを用いた講義形式で行う．
履修条件	有機化学・生命科学の基礎を理解していること．また，生命有機化学IIを履修していることが望ましい．

第1回	ガイダンス：有機ファインケミカルで学ぶ内容の概説と評価方法について述べる．シラバスの内容を確認の上，授業に臨む事．
第2回	生物活性物質(1) ビタミンなどの生物活性物質について解説をする．
第3回	生物活性物質(2) 抗酸化剤などの生物活性物質について解説をする．
第4回	生物活性物質(3) ホルモンなどの生物活性物質について解説をする．
第5回	医薬・農薬(1) 医薬品の基本的な機能を解説する．
第6回	医薬・農薬(2) 生活の中で用いられている医薬品（アスピリンなど）について，機能を化学的に解説する．
第7回	医薬・農薬(3) 農薬の特徴，分類を解説する．
第8回	医薬・農薬(4) 農薬として用いられている化学物質の機能，特徴を化学的に解説する．
第9回	香粧品(1) 香粧品の一般的な分類，特徴，機能を解説する．
第10回	香粧品(2) ハミガキなどの身近な化粧品について解説をする．
第11回	香粧品(3) サンスクリーン剤，美白剤について解説をする．
第12回	界面活性剤(1) 界面活性剤の機能，特性について解説をする．
第13回	界面活性剤(2) 界面活性剤の分類，構造を化学的に解説する．
第14回	平常試験
第15回	平常試験の解説

教科書	ガイダンス時に指示する.
参考書	ガイダンス時に指示する.
成績評価の方法及び基準	平常試験により評価する.
質問への対応	随時対応する.
研究室又は連絡先	駿河台校舎2号館210室　生物資源化学研究室メールアドレス：　ukiya.motohiko＠nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	月曜駿河台 18:20 ～ 19:20
学生へのメッセージ

2018年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科