2018年 理工学部 シラバス - 数学科
設置情報
科目名 |
微分積分学B
微分およびリーマン積分の理論
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設置学科 | 数学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中根 美知代 | 履修期 | 後期 |
単位 | 4 | 曜日時限 | 木曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N43D |
クラス | 2クラス | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 一変数実数関数の微分・積分の概念を学び、微分積分学Aで学んだことを用いてこれらに関する様々な定理・公式を証明します。また、微分・積分の計算力・応用力を養います。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業、例題解説、問題練習など。 3限と4限の両方を履修する必要があります。 |
履修条件 | 予備知識は、高校までの数学と微分積分学Aの内容です。 微分積分学Aで学んだことを、夏休み中によく復習しておいて下さい。 |
授業計画
第1回 | 授業ガイダンス:授業の計画・成績評価の説明、授業で用いる記号の定義 微分積分学Aで学んだ微分法の復習 微分法の基本公式 |
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第2回 | 平均値の定理、ロピタルの定理 |
第3回 | 高階導関数とテイラー展開 |
第4回 | マクローリン展開、指数関数、三角関数、対数関数のマクローリン展開 |
第5回 | 関数の増減、関数のグラフの概形 |
第6回 | 原始関数と不定積分、微分の逆演算としての原始関数 |
第7回 | 原始関数・不定積分の計算、積分計算 |
第8回 | 中間試験・リーマン積分の定義 |
第9回 | リーマン積分の定義の続き、積分可能性 |
第10回 | リーマン積分の諸性質 |
第11回 | リーマン積分の諸性質の続き・微分積分学の基本定理 |
第12回 | 広義積分の定義、広義積分の計算 |
第13回 | 広義積分の計算、絶対収束 |
第14回 | 積分法の応用 |
第15回 | 平常試験及びその解説 |
その他
教科書 |
白岩 謙一 『解析学入門』 学術図書出版 2002年
寺田・坂田 『新版 演習微分積分』 演習数学ライブラリ サイエンス社 2009年
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参考書 |
(1) 高木貞治 『解析概論』 岩波書店
(2) 河添健 『微分積分学講義I』 数学書房 2009年
上記2冊は、希望者が各自購入して下さい。
(1)は難しいですが古今の名著です。演習問題にも挑戦してみましょう。
(2)の記号使いにしたがって授業を進めています。
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成績評価の方法 及び基準 |
試験、黒板発表、提出課題を総合的に評価して成績を付けます。 ※試験は、授業計画第15回以外に、中間試験を最低1回実施する予定です。 中間試験の実施日時は、授業中にお知らせします。 |
質問への対応 | 授業時間の前後に教室で対応します。 |
研究室又は 連絡先 |
第1回の授業時にお知らせします。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
数学科で勉強を続けていく上での大切な基礎となる科目です。予習復習にたっぷり時間をとり、理解できないところは積極的に質問して、少しずつ理解を深めていきましょう。 |