2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 歴史環境論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 加藤 昇一郎 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | P24P |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 自然は人間社会を語るうえでの基底的素材である。本授業では人間と自然との関わりを 日本の時代相に沿って理解することで、現代社会および将来への新たな自然観や環境観 を身に付けることをねらいとする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式を基本とする(パワーポイント併用)。適宜視聴覚資料を援用する。 |
履修条件 | (選択)「文化教養サブメジャー」対象科目 |
授業計画
第1回 | Ⅰ自然環境と歴史現象 (ねらい)自然環境が人間社会に及ぼす影響を理解する。 ・気候 ・植生 ・文化形態 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
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第2回 | Ⅱ日本の古代における環境と社会(ねらい)社会形成と自然との関係を考える。 ⑴都城造営にみる自然観 ・四神相応 ・条坊制 ・町割り (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第3回 | ⑵耕地造成にみる自然開発 ・条里制 ・地割り (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第4回 | Ⅲ 日本の中世における環境と人間 (ねらい)人間の生活文化と環境との関係を考える。 ⑴農業生産と環境 ・荘園制 ・村落景観 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第5回 | ⑵生業形態と自然環境 ・山野河海 ・アジール性 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第6回 | ⑶中世社会の東と西 ・朝廷社会と武士社会 ・文化形態の差異 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第7回 | Ⅳ 日本の近世における環境と社会 (ねらい)社会の進展と環境との環境を考える。 ⑴産業発展と自然環境 ・新田開発 ・鉱山開発 ・生態環境 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第8回 | ⑵都市韓発と環境 ・江戸の発展 ・城下町の形成 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第9回 | ⑶近世における自然災害 ・地震津波 ・火山噴火 ・気象 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第10回 | ⑷近世人の自然観 ・山岳信仰 ・水神信仰 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第11回 | Ⅴ 日本の近代における環境と社会 (ねらい)産業振興策と自然環境との関係を考える。 ⑴富国強兵策と環境 ・殖産興業策 ・鉄道事業 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第12回 | ⑵近代都市の形成と自然環境 ・都市建設 ・文化的環境 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第13回 | ⑶近代社会と環境問題 ・自然破壊 ・環境汚染 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第14回 | まとめ 自然との共存共生 ・歴史的景観 ・環境保護 (復習)キーワードを使用して授業のポイントをまとめる。 |
第15回 | 平常試験および解説 |
その他
教科書 |
使用しない。毎回授用資料を配布する。
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参考書 |
平川南 他編 『環境の日本史(全5巻)』 吉川弘文館 2013年
中村良夫 『都市をつくる風景』 藤原書店 2010年
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験成績(80%)および小テスト成績(20%)を含む総合評価とし、GPA制度の基準に 従って合否および優劣の評価を行う。 |
質問への対応 | 授業前後およびオフィスアワー時 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:5号館532室(0474-69-5232) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 10:30 ~ 13:00
水曜 船橋 10:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
学問を通じて得られる既知への省察と未知への探求は、「賢く善く」生きていくうえでの 知恵となります。学問に向き合える時間を大切にしてください。 |