2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
ドイツ語初級Ⅰ
ドイツとドイツ語の初歩
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 柳 武司 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | P25A |
クラス | 物理 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ドイツの文化・歴史を知ると共に現在形のドイツ語を読むための、最低限の文法項目を修得します。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各授業の前半は主に発音と文法説明を行います。後半は、出題する問題を解いてドイツ語文法を身に付けます。質問は随時受け付け、可能な範囲で対応します。授業後半には、ドイツの文化や歴史について、DVDやCDなどを利用して紹介します。 |
履修条件 | 科目内容が通年で完結するため、あわせて「ドイツ語初級Ⅱ」を履修することが望ましい。 日本語の文法と対照するので、各自が普段自分で用いる母国語の文法を意識するように。「ドイツ語文法Ⅰ」と同時に履修することが効果的です。 |
授業計画
第1回 | 導入1:ドイツとドイツ語についての導入。英語や日本語との違いについて。 |
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第2回 | 導入2:アルファベートの読み方・発音および語について。ドイツ語のあいさつについて。ドイツ語の発音をカタカナで書けるようにする。 |
第3回 | 1課:主語と動詞の関係を中心とした人称変化と数について。 日本語の語順について考えておいて下さい。 |
第4回 | 2課:日本語の「が」「に」「を」と対応するドイツ語文法形式について。日本語の助詞「が・の・に・を」がどの様な文法的役割をしているのか考える。復習は英語の定冠詞theに相当する語の変化を練習する。 |
第5回 | 動詞の人称と定冠詞を用いた名詞格変化の練習。3人称・1人称・2人称の単複動詞人称変化を練習しておいて下さい。 |
第6回 | 実施小テストの文法要点説明と小テスト |
第7回 | 小テストの解答と間違いの多かった文法事項の再確認 |
第8回 | 3課:場所や時間を表す表現。英語の前置詞や日本語の助詞の対応関係を考えておいて下さい。空間関係を表す前置詞を復習して下さい。 |
第9回 | 4課:「この・その・あの」を表す表現と前に出た名詞の代用語について。日本語に代名詞と同じ機能を持つ語があるか、考えておいて下さい。 |
第10回 | 5課:名詞の内容を表す語。日本語では「...い」「...な」を表す語と英語形容詞の違いについて。 |
第11回 | 過去出題問題練習1 |
第12回 | 過去出題問題練習2 |
第13回 | 既修得文法の復習(動詞定形と名詞の格・数・性、人称代名詞、前置詞について) |
第14回 | 理解度確認のための平常試験及びその解説 |
第15回 | ドイツ語圏の文化について。ドイツ・オーストリア・スイスの音楽や文学などの 文化について画像を用いて解説。 |
その他
教科書 |
柳武司・柳泉 『講読ドイツ語文法』 DTP出版 2016年
ドイツ語文章を読むために必要となる文法を中心とした教科書です。初級に必須の文法項目のみ記述しています。
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参考書 |
(公財)ドイツ語学文学振興会編 『独検過去問題集2018年度(5・4・3級)』 郁文堂 2018年
独和辞典が必須になります。和独辞典は不要です。辞書については、授業最初に紹介します。参考書で挙げた書籍は、ドイツ語検定用です。また、それ以外の参考書については、適時提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
普段の授業中の課題対応30%、小テスト10%、理解度確認試験60%として最大100点満点の点数を算出します。 また、ドイツ語検定試験に合格した場合には考慮します。 なお、正当な理由がなく、半期間に5回以上授業を欠席した場合には、成績評価しません。 |
質問への対応 | オフィスアワーまたは、授業終了後の休み時間に船橋校舎あるいは駿河台校舎の講師室で。それ以外は、メールにて時間を調整して適時。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:初修外国語研究室(5号館 541室) 駿河台校舎:初修外国語研究室(3号館3階331室) E-mail:yanagi118@hotmail.com |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 15:00 事前に授業・メール等で要通知
火曜 船橋 12:30 ~ 13:10 事前に授業・メール等で要通知
水曜 船橋 12:30 ~ 14:50 事前に授業・メール等で要通知
金曜 船橋 12:00 ~ 16:30 事前に授業・メール等で要通知
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学生への メッセージ |
授業時間中の積極的な参加が必要です。疑問があれば、些細なことでも、すぐに質問して下さい。 ドイツ語を学ぶのと同時に私たちが話している日本語についても普段から意識的に考えるようにしましょう。 |