現代物理学 (S15C)

学修到達目標	天文学に関連する現象を題材として物理学の立場から講義を行う。
授業形態及び授業方法	講義を主体とする。一部、演習問題を解く時間を設ける。
履修条件	物理学Ⅰおよび物理学Ⅱ、または「力と運動の物理学」および「電気と磁気の物理学」を履修しておくこと。２年次以後の履修が望ましい。

第1回	半年間の講義に関する全体的な説明、全体的な見通しについて解説する。
第2回	われわれの住む星、地球について
第3回	太陽系の成り立ちと惑星の運動。力学の法則について
第4回	太陽系を超えて、他の天体までの距離をどのようにして測定するか。
第5回	恒星とは何か。恒星の色と光度、HR図
第6回	太陽や星が輝く仕組みについて、アインシュタインの質量公式
第7回	量子論について
第8回	光や電波などについて
第9回	光学望遠鏡や電波望遠鏡で何を観測するか？
第10回	他の恒星における惑星；どのようにして発見されたか？
第11回	太陽系外の惑星にはどのようなものがあるか？
第12回	宇宙における生命
第13回	時事的な問題について講義する。その１
第14回	時事的な問題について講義する。その２
第15回	平常試験およびその解説

教科書	教科書は指定しない。授業中に参考書を指示する。
参考書	授業中にプリントを配布する。
成績評価の方法及び基準	平常時間中の試験による。また授業中演習問題を実施するのでこれらを解いてくること。黒板にでて問題を解いた学生には試験の点に加点する。
質問への対応	授業中どんなことでも聞いてください。逆に皆さんに対してこちらから当てて、質問をします。この質問は考えて答えようと努力すること。「わかりません」と答える学生には単位を出さない。
研究室又は連絡先	142B 047-469-5578 mooming@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp
オフィスアワー	火曜船橋 12:00 ～ 13:00
学生へのメッセージ	天文学が題材ですが、実際は数学や物理学に関する辛抱強い理解を求めますので、安易な気持ちでとらないほうがよいと思います。以下が注意事項です。１）教室の前方に着席すること。２）授業開始時には着席していること。前の時間に実験や実習などが入る場合は担当教員に話して必ず５限開始時までには終了するようにしてもらうこと。３）板書をスマートフォンで撮影することは禁止する。

2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎