スポーツ健康科学 (T43C)

学修到達目標	日常の利便性向上が進む一方で生活様式も大きく変化し、これに関連づけられたさまざまな健康問題が指摘されている。また、社会環境の変化(都市化、少子化、夏季高温化等)に伴う、安心安全なスポーツ活動の確保も重要な課題となっている。そこで本授業では、現代社会(身体活動機会や量の必然的な減少、不規則になりがちな生活習慣、心身へのストレス)をいかに生きるかについて考える。そして、生涯にわたり健全で豊かな生活を送るために、健康に関わる科学的な基礎を理解し、自らが積極的に健康やスポーツについて考え、適切な習慣形成につなげる力の習得を目標とする。
授業形態及び授業方法	PowerPointおよび配布資料を用いた授業を行う。
履修条件	選択必修スポーツⅠを修得していることが望ましい。文化教養サブメジャー・コース設置科目

第1回	ガイダンス現代社会での健康や体力の意義
第2回	健康と体力　１）健康とは何か　２）現代の健康問題と政策
第3回	健康と体力　３）体力について　４）健康に関連した体力トレーニング
第4回	健康と運動　１）身体の構造・機能と運動
第5回	健康と運動　２）身体の発育と発達と運動
第6回	健康と運動　３）身体の加齢変化と運動
第7回	健康と運動　４）生活習慣病予防と運動
第8回	ストレスと健康　１）ストレスと環境　２）ストレスと心身症
第9回	ストレスと健康　３）ストレスの測定と評価
第10回	ストレスと健康　４）ストレスの対処法
第11回	健康生活の実現に向けて　１）健康と栄養
第12回	健康生活の実現に向けて　２）健康と運動・休養
第13回	健康生活の実現に向けて　３）安全なスポーツ活動
第14回	授業の整理　　討論など
第15回	まとめ、理解度の確認

教科書	授業資料を作成、配布し、その資料によって授業を進める
参考書	授業資料によって参考文献等を紹介する
成績評価の方法及び基準	授業内テスト・レポートによる評価および授業態度、提出課題による評価
質問への対応	授業後教室、またはスポーツホール体育研究室で対応
研究室又は連絡先	スポーツホール体育研究室B
オフィスアワー	火曜船橋 15:00 ～ 17:00
学生へのメッセージ	受講者多数の場合は抽選とする。

2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎