2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 経営学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 曹 勤 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜1 月曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | U11W W12W |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 経営学の理論と企業の実態について、基礎的な知識を身に付け、企業という組織が社会でどのような役割を果たすべきかを理解すると同時に企業が効率的に目標を達成するための工夫と努力も理解ができ、自分で考える力を養う。 |
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授業形態及び 授業方法 |
経営学の考え方、企業経営の実態を具体的な事例によって解説しながら、経営の在り方と問題点を考察し、現代の様々な社会現象を経営学の視点からどのように分析していったらいいのがを説明する。 また、実社会で自分の役割や企業の社会的責任を理解して主体的に取り込む姿勢がもてるような授業を行いたい。 授業方法として資料配布をし講義形式で授業を進めると学生参加型の実践的なものとなる。 |
履修条件 | 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | 自然科学と社会科学の違い、経済学と経営学の関係、イノベーションと経営発展の歴史。 |
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第2回 | 経営学の学派分類、体系、経営学の研究対象、方法。 |
第3回 | 第二次大戦後日本経営の変化、アメリカから経営管理技術の導入と改良実態。 |
第4回 | 企業形態分類Ⅰ公企業(行政企業、法人体企業、特殊法人、独立行政法人)、第三セクターなど。 |
第5回 | 企業形態分類Ⅱ私企業 私企業、(合名、合資、有限、合同、株式会社)など。 |
第6回 | 株式会社の制度、仕組み、主な特徴。株主総会、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の概念。 |
第7回 | 日本、アメリカ、ドイツ株式会社のコーポレート・ガバナンス実態。韓国、発展途上国(中国、インド企業)の最新動向(企業実例)。 |
第8回 | 経営学の諸学説①科学的管理論 フォードシステム(大量生産システム)の確立、フォーディズムの問題点。 |
第9回 | トヨタ生産システムとは何か、日本とアジア諸国の経済関係の変化、トヨタ生産システム海外への移転と問題点。 |
第10回 | 経営学の諸学説②人間関係論 企業組織中の管理者と社員の行動原理、労働意欲を高める方法についての実験を紹介 日本的経営の長所と短所、最新の企業雇用変革。 |
第11回 | 経営学の諸学説③経営組織論 経営目的を効率的に達成するための組織構築方法、官僚制組織やフラット型、マトリックス組織などを紹介。 |
第12回 | 産業発展とイノベーション、革新的イノベーションと漸進的イノベーションの違い。 |
第13回 | 企業実態分析、アップル(アメリカ)、VW(ドイツ)トヨタ(日本)、サムソン(韓国)、鴻海(台湾)、華為(中国)のイノベーションと開発の違い。 |
第14回 | テストとその解説 |
第15回 | テストの解説、第13回企業実態分析の続き。 |
その他
教科書 |
特になし。
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参考書 |
資料配布、参考文献は講義に指示。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内テスト |
質問への対応 | 随時、授業中に理解できないところがあった場合、授業終了後に質問すること。 |
研究室又は 連絡先 |
非常勤講師室。 |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
すべての学生に対し、平等かつ公平の原則に立って、評価を行います。 従って、卒業年次の学生に対しても特別扱いしません。 |