2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)情報科教育法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 五味 悠一郎 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | X35C |
クラス |
概要
学修到達目標 | 1.高等学校の共通教科「情報」の教育目標、内容、指導方法について、小、中、高等学校を通じた情報教育の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて説明できる。 2.共通教科「情報」の授業イメージや基本的な授業展開を認識し、実際に授業を実施する上で必要になる授業設計教材開発・実施・評価・改善の考え方や方法を習得し指導できる。 3.「情報」の担当教員は,特に情報化の進展に対応した自己研修が重要であることに鑑み、教師としての自己学習能力を修得し、「情報」の授業を実施・改善し課題設定・問題解決能力も身につけ実践できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義、および個人やグル-プによる実習。 |
履修条件 | 将来教員を目指す者 |
授業計画
第1回 | 学習指導要領解説① 「総説」の内容を理解し、教育課程全体の中で、共通教科「情報」を必修で実施することの意義と「情報科教員」に必要な資質について学ぶ。 |
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第2回 | 学習指導要領解説② 「総説」の内容を理解し、「情報科」の設置の経緯、共通教科情報科の目標及び共通教科情報科の科目構成について学ぶ。 |
第3回 | 学習指導要領解説③ 中学校までの情報教育(学習指導要領解説付録、「技術・家庭」情報に関する技術の理解)と共通教科「情報」との関連を学ぶ。 |
第4回 | 学習指導要領解説④ 「共通教科情報科の各科目」における科目「社会と情報」「情報の科学」の「目的」と「内容とその取り扱い」についてのポイントを学ぶ。 |
第5回 | 学習指導要領解説⑤ 「各教科にわたる指導計画の作成と内容の取り扱い」・「総則関連事項」から学習環境の配慮と「情報科教員」に必要な基礎知識について学ぶ。 |
第6回 | 「社会と情報」の理解の基に、「社会と情報」における「情報活用の実践力」を育成する内容について、実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 |
第7回 | 「情報の科学」の理解の基に、「情報の科学」における「情報活用の実践力」を育成する内容について、実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 |
第8回 | 「社会と情報」の理解の基に、「社会と情報」における「情報の科学的な理解」を育成する内容について、実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 |
第9回 | 「情報の科学」の理解の基に、「情報の科学」における「情報の科学的な理解」を育成する内容について、実際の授業の場面を想定した指導のポイントを学ぶ。 |
第10回 | 「共通教科情報の内容の取り扱いについての配慮事項」を理解し、「情報社会に参画する態度」の育成のための、実際の授業の場面を想定した「情報モラル」の指導ポイントについて学ぶ。 |
第11回 | 「知的財産権」の記述を理解し、「情報社会に参画する態度」の育成のための、実際の授業の場面を想定した「知的財産権」の指導ポイントについて学ぶ。 |
第12回 | 指導目標の設定、指導方法の決定から評価に至る構成を検討し、学習評価の考え方、特に実習の評価について学ぶ。 |
第13回 | 「各教科にわたる指導計画の作成と内容の取り扱い」を理解し、教育課程をより良く編成するための留意点と指導計画の作成の方法、および実際に指導する場面を想定した学習指導案作成の方法について学ぶ。 |
第14回 | 実際に指導する場面を想定した実習と座学のバランスを考慮した教材研究、および「情報科」の授業で使用する教材作成の方法について学ぶ。 |
第15回 | これまでの授業のまとめを行う。 |
その他
教科書 |
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説「情報編」』 開隆堂出版 2010年
岡本敏雄、他 『情報科教育法』 丸善出版
赤堀侃司、他 『社会と情報』 東京書籍
赤堀侃司、他 『情報の科学』 東京書籍
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参考書 |
授業中に適宜指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
発表討論内容(50%)、課題及びレポート(50%) |
質問への対応 | 授業中およびメールで受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:船橋校舎2号館2階223室 連絡先:研究室入口に掲示 |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
第1回目の授業から教科書を使用するので、履修が確定している学生は第1回目から教科書を持参してください。 |