2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 | 教）金属加工 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 山口 信幸 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y45B |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 機械工業で扱われている種々の金属加工法において、もの作りの出発点としての加工図面の基本ルールから講義を始めて、塑性加工、鍛造、鋳造、切削加工、溶接などの代表的加工方法について説明する。また、一部特殊な金属加工および製品の計測方法の概要を説明し、金属加工の全体が理解できるようにする。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
機械工学で講義されている「機械工作法」「塑性加工」「切削加工」の教科書などから抜粋して資料を作成し、これに基づいて講義をすすめる。講義の理解度を確認するために、授業の終わりに数回、演習問題を出すので、次週までにレポートとして提出してもらう。 |
| 履修条件 | 教職課程における条件による。 |
授業計画
| 第1回 | 授業の進め方及び講義内容の概要説明。 機械製図法の概説 (1)金属加工における機械製図法の役割 |
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| 第2回 | 機械製図法の概説 (2)線の種類 (3)図面法 (4)寸法記入法 |
| 第3回 | 機械製図法の概説 (5)公差(幾何公差)の表記法 (6)演習 |
| 第4回 | 金属材料の性質 鉄鋼およびアルミのできるまで |
| 第5回 | 塑性加工の概要(1)板材加工法 (1)曲げ加工 演習問題 |
| 第6回 | 塑性加工の概要(1)板材加工法 (2)打ち抜き加工 (3)絞り加工 演習問題 |
| 第7回 | 塑性加工の概要(2)鍛造および押し出し・引き抜き加工 (1)熱間加工法 (2)冷間加工法 |
| 第8回 | 塑性加工の概要(2)鍛造および押し出し・引き抜き加工 (3)押し出し・引き抜き加工法 演習問題 |
| 第9回 | 鋳造の概要 (1)鋳造の概要 (2)鋳型 |
| 第10回 | 鋳造の概要 (3)鋳物の種類 (2)鋳造法の種類と概要 |
| 第11回 | 切削加工 (1)切削加工の概説 (2)切削機構 (3)切削抵抗 (4)切削工具 演習問題 |
| 第12回 | 研削加工 (1)研削加工の概要 (2)研削工具 |
| 第13回 | 溶接 (1)溶接の概要 (2)溶接の種類 (3)溶接部部に生じる各種問題 |
| 第14回 | 特殊な金属加工 放電加工、粉末成形など 講義終了後に期末の課題を出します。 次回講義までに取りまとめて提出すること。 |
| 第15回 | 加工品の測定方法 期末課題の内容説明。 |
その他
| 教科書 |
山口克彦、沖本 邦郎 『材料加工プロセス －ものづくりの基礎ー』 共立出版株式会社 2000年 第初版版
田中義信、津和秀夫、井川直哉 『精密工作法 上・下』 共立出版株式会社 1958年 第第2版版
機械工学系学生のテキストとして一般的な書籍です。
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| 参考書 |
井上忠信 『金属加工が一番わかる』 技術評論社 2011年 第初版版
工業高校生徒および事務系営業職など初心者向けの金属加工の入門書です。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
講義の終わりに出す演習問題と、期末に出す講義内容に基づいた課題により評価する。 配点は、レポート50、課題50。 |
| 質問への対応 | 質問は講義終了後に教室または講師室で受け付けます。 |
| 研究室又は 連絡先 |
henry@ac.catv-yokohama.ne.jp |
| オフィスアワー |
木曜 駿河台 18:30 ～ 19:30 講師室
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| 学生への メッセージ |
金属加工はテキストだけでは理解できないこともあります。インターネット上の金属加工メーカーの動画や金属加工に関連する技術展などを紹介しますので、積極的に実物に接してください。 |