2018年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
教)教育制度論
日本および諸外国の教育制度を知る
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 黒田 友紀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y63B |
クラス |
概要
学修到達目標 | この授業では、教育制度を様々な角度から取り上げ、学校をめぐる社会・文化について考える機会としたい。日本及び諸外国の教育制度を知ることで、私たちをとりまく教育の現在について考え、教育(制度)の可能性を考えることをねらいとする。具体的には、以下の到達目標を設定する。 ・日本の教育法規から、「学校」という制度を理解し、義務教育制度・教育委員会制度についての理解を深める。 ・学校選択制度や習熟度別学習等の学校や学級内の制度を知り、学級/学校経営について理解して、教育の課題に対応するための基礎を身に付ける。 ・世界の教育制度や問題に触れ、日本の学校教育制度を相対的に理解して考察できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は、講義を主とするが、小レポートの作成、VTRの視聴、授業内での活動・意見交換等のグループワークも設ける予定であるため、積極的に参加することを望む。 |
履修条件 | ・現代教職論を修得していることが望ましい ・教職に就くことへの熱意と教育問題についての関心を持っていること |
授業計画
第1回 | 授業の進め方、教育制度とは何か? |
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第2回 | 日本の教育制度 教育法規から考える教育(1)日本国憲法・教育基本法 |
第3回 | 日本の教育制度 教育法規から考える教育(2)「学校」、義務教育制度 |
第4回 | 「学校」という制度(1)学校選択制度 |
第5回 | 「学校」という制度(2)学級という制度:習熟度別/少人数指導 |
第6回 | 「学校」という制度(3)教育課程の改革改革と学校経営、カリキュラム・マネジメント |
第7回 | 「学校」という制度(4)教師の仕事と教師の専門職性 |
第8回 | 学校の課題:地域と学校、学校安全 |
第9回 | 教育行政制度(1)日本の戦後教育政策と教育行政制度 |
第10回 | 教育行政精度(2)教育委員会制度 |
第11回 | 多様なニーズへの対応:「障がい」「貧困」と教育制度 |
第12回 | 世界の学校制度(1)フィンランド:学力世界トップクラスの国の学校改革 |
第13回 | 世界の学校制度(2)アメリカ:テストとアカウンタビリティ重視の教育改革 |
第14回 | 現代日本の教育制度と教育問題 |
第15回 | 理解度確認試験及び解説 |
その他
教科書 |
北野秋男編著 『教育学へのアプローチ ~教育と社会を考える18の課題~』 啓明出版 2017年 第一版
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参考書 |
授業内で、その都度指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内テスト(45%) 、 授業内での活動・リアクション・ペーパー(25%)・小レポート(30%) から総合的に判断する。やむをえない事情により欠席する場合は、欠席届を必ず提出すること。欠席が3分の1以上の場合は、単位は原則として認めない。 |
質問への対応 | オフィスアワーあるいはメールで対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
授業内で指示する |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:30 ~ 15:00 5号館525A研究室
土曜 駿河台 12:20 ~ 13:00 教職課程室(C812)(前期のみ)
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学生への メッセージ |
・受講者のニーズや状況等に応じてシラバスは変更することがある。 ・学んでいる人の権利を保障するため、私語その他迷惑行為は禁止する。 |