2018年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
| 科目名 | 基礎工学演習A | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 三浦・宮城・吉田（誠） | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | E24L |
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 【機械分野】 1年後期に履修する「材料力学I」「機械要素I」の演習を通し て，機械工学における専門科目についての理解を深める 【電気・電子分野】電気電子分野、情報分野で現象を解析する際に必要となる、基本的な数学の知識を体得する。電気回路に関連した電気数学と電気回路の演習を行い，回路網解析の基礎となる法則を学び，回路網における諸量の計算法を習得する。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
【機械分野】 講義と演習 【電気・電子分野】実践的な演習を中心とし、学生の理解度を把握しながら決める。 |
| 履修条件 | 【機械分野】 「材料力学Ⅰ」，「機械要素Ⅰ」を履修すること 【電気・電子分野】電気電子系、情報系科目を受講していれば、具体的な適用先と解析の理解が深まる。 |
授業計画
| 第1回 | 【機械分野】演習講義の概要説明 材料力学(1) 力とモーメント 【電気・電子分野】行列と行列式１： 行列の概説と電気回路の構成とのつながりについて理解する。 |
|---|---|
| 第2回 | 【機械分野】機械要素(1) 機械にかかる応力 【電気・電子分野】行列と行列式２： 小行列式とその展開、抵抗回路の接続法の構成とのつながりについて理解する。 行列式の性質と直流回路の構成とのつながりについて理解する。 |
| 第3回 | 【機械分野】材料力学(2) 応力と歪 【電気・電子分野】解析の基礎： (1)キルヒホッフの第１法則(2)キルヒホッフの第２法則 ：正弦波交流回路の基礎Ⅰ (1)瞬時値(2)位相 (3)抵抗Ｒに流れる電流 (4)コイルＬに流れる電流(5)コンデンサＣに流れる電流 (6)ＲＬＣ回路に流れる電流 |
| 第4回 | 【機械分野】機械要素(2) ねじの力学 【電気・電子分野】行列式による解法の応用１： 交流回路の記号解析 (1)複素ベクトル表示 (2)正弦波電圧，電流のベクトル表示 |
| 第5回 | 【機械分野】材料力学(3) 引張と圧縮 【電気・電子分野】行列式による解法の応用２： 記号法による回路解析 (1)記号解析法 (2)正弦波電圧，電流と抵抗回路 |
| 第6回 | 【機械分野】機械要素(3) キーの力学 【電気・電子分野】各種定理とその応用： 閉電流解析及び鳳・テブナンの定理 |
| 第7回 | 【機械分野】材料力学(4) せん断とねじり 【電気・電子分野】行列式による解法の応用３： 節電圧解析 |
| 第8回 | 【機械分野】機械要素(4) 軸にかかる応力 【電気・電子分野】復習と実力確認１： 電力の複素数表示 (1)複素電力(2)有効電力 |
| 第9回 | 【機械分野】材料力学(5) 伝達軸の強度 【電気・電子分野】復習と実力確認２：電力の複素数表示 (1)無効電力(2)皮相電力 |
| 第10回 | 【機械分野】機械要素(5) 転がり軸受 【電気・電子分野】複素数の直交表示と指数表示 |
| 第11回 | 【機械分野】材料力学(6) 梁の曲げ 【電気・電子分野】対数とデシベル |
| 第12回 | 【機械分野】機械要素(6) 歯数比と軸トルクの関係 【電気・電子分野】伝達関数１： 伝達関数と遮断周波数 |
| 第13回 | 【機械分野】材料力学(7) せん断力図と曲げモーメント図１ 【電気・電子分野】伝達関数２： 伝達関数と漸近線近似 |
| 第14回 | 【機械分野】機械要素(7) 歯車の曲げ強さと面圧強さ 【電気・電子分野】正弦波関数の分解と合成：微分方程式による解法 |
| 第15回 | 【機械分野】材料力学(8) せん断力図と曲げモーメント図２ 【電気・電子分野】復習と最終テスト |
その他
| 教科書 |
【機械分野】 適宜，プリントを配布
【電気・電子分野】教科書は使用せず、適宜，プリントを配布
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| 参考書 |
【電気・電子分野】川上正光 『改版基礎電気回路 Ｉ』 線形定常編（１） コロナ社
「電気回路」の教科書も参考書とする。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
【機械分野】 毎回の講義演習での理解度および，授業における取組など． 【電気電子分野】実力確認(85%)、演習点(15%) 理解度を重視し、一過性の暗記では評価しない。 出席回数が総授業回数の５分の３(９回)に満たない場合は，履修放棄とみなす． |
| 質問への対応 | 【機械分野】 研究室にて随時受け付ける． 【電気電子分野】当日 ６０４号室において、対応する |
| 研究室又は 連絡先 |
【機械分野】 三浦浩一：9号館1階916C室，miura@mech.cst.nihon-u.ac.jp 宮城徳誠：9号館1階916B室，miyagi.norimasa@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ～ 13:00 【機械分野】
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| 学生への メッセージ |