2018年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | 健康・福祉まちづくり工学特別研究 | ||
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設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 八藤後 猛 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E66I |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
研究テーマ・内容は:各自の興味・関心に基づいて、自主的な申し出により、指導教授と相談のうえで決められる。 研究領域:福祉まちづくり、心身の健康とまちづくり、子ども・子育てまちづくり、安全・安心まちづくり。そしてそれらの研究の基礎となる心身の障害、子ども、妊娠・子育て、高齢化、その他人間属性に関するさまざまな差別やアンコンシャスバイアスといった「生きづらさ」「脅かされる安全」を軽減する環境側の適合に関する基礎研究。 |
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学修到達目標 | 学内外の講義科目やインターンシップなどで学んだ内容を基礎として、研究目標、スケジュールを自ら組み立て、実行・総合化する能力を養う。今日の社会背景に立脚した具体性ある問題意識を発見し、問題解決のための仮説をたてることができ、その実証のためにデーターに裏付けられた実験や現状分析によって導かれた研究を行うことができる。 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
研究目標、スケジュールを自ら組み立て、実行するために、毎週一回程度のゼミが指導教員によって行われる。ゼミでは自ら考え、実行した研究のプロセスを適切な方法でプレゼンテーションし、ゼミ参加学生間によるインタラクティブな議論と指導教員による指導によって、研究の質を高めていく。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
関係する研究分野における自分の研究の位置付けとオリジナリティを明確にするために、既往研究を熟読し、研究に必要な基盤を身につけておくこと。 なお、研究テーマは学際的な視点が必要であることから、工学分野全般の他、医学基礎、人間工学、障害学、心理学、社会学、社会福祉学、教育学といった分野が深く関連することを前提とした既往研究のレビューが必要である。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
毎回行われるゼミにおける研究の進捗について、指導の下、適切に実践されてきたか、ならびに参加態度について評価する。それ以外に外部の学会発表、専攻内で行われる中間発表会、最終発表における概要稿、発表内容、質疑応答とそこに至るプロセス、最終成果を総合的に評価する。 共通した評価項目は、テーマの新規性、有用性、内容の妥当性、信頼性、発展性、論述の合理性・表現適性、発表応答における適切性・明瞭性・プレゼンテーション技術である。 |
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質問への対応 | 随時、指導教員が対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎5号館8階585A室 yatogo.takeshi*nihon-u.ac.jp *を 半角@にする。 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
高い評価を受ける研究には、そのテーマにかかわる社会の現実をつぶさに観察すること、他者の著書や論評、研究論文のレビューを量的、質的にいかに高いレベルで継続して行えるかにかかっている。 そのためにも指導教員とは、日頃から密に指導を受けること。 |