2018年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻
設置情報
| 科目名 | 電気機器特論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電気工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 塩野 光弘 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I15B |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 電動機制御はパワーエレクトロニクス技術によって行なわれている。この際,必要とな る電気機器の過度現象解析や,電力系統の過渡的挙動の解析に用いられるd-q理論について,その発祥である同期機を例として展開し,電気機器のダイナミック現象を解析するための数学モデル,および電力システム,制御システムにおける動作などについて学ぶ。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
講義および輪講形式 |
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準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
「電気機器Ⅱ」「電力機器」を履修していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 電気機器特論の概要説明 |
|---|---|
| 第2回 | 電気機器の過度現象解析の概要 |
| 第3回 | 交流機の基礎(回転磁界の発生) |
| 第4回 | 回転子位置によるインダクタンスの変化 |
| 第5回 | d-q(Park)変換 |
| 第6回 | d-q(Park)変数による鎖交磁束 |
| 第7回 | d-q(Park)変数の物理的解釈 |
| 第8回 | d-q変数による同期機機の方程式(Park's Equation) |
| 第9回 | 定常状態におけるベクトル図 |
| 第10回 | 同期機の一般化方程式 |
| 第11回 | 過渡状態および次過渡状態におけるベクトル図 |
| 第12回 | 新しい同期機の表現法 |
| 第13回 | Parkの方程式の誘導機等への適用 |
| 第14回 | 電力システム,制御システムにおける適用例 |
| 第15回 | まとめと最終レポートの説明 |
その他
| 教科書 | |
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| 参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
E.W.Kimbark 『"Power system Stability Vol.Ⅲ -Synchronous Machines-"』 IEEE Press 1995年
P..M.Anderson,A.A.Fouad 『"Power System Control and Stability"』 Iowa State University Press
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| 成績評価の方法 及び基準 |
成績の評価項目と評価基準は以下の通り. ①演習の評価:20%,②宿題の評価:30%,③最終レポート:50% 以上3項目の評価を総合的に判断しS~Dの成績評価を行う. |
| 質問への対応 | 随時対応します。メールまたは電話で連絡下さい。日時・場所を設定します。 |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎3号館2階320室 shiono.mitsuhiro@nihon-u.ac.jp 03-3259-0773 |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:00 ~ 13:00
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| 学生への メッセージ |