2019年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | コンクリート構造設計 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 関・梅村 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜1 水曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A31Q A32Q |
クラス | 1組 、 2組 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | これまで学んだ力学を、材料の特性を理解して、カタチにする行為が設計です。そのカタチを検討する基礎が構造計算であり、力学が設計の中で、どのように使われるのかを理解することを目標にしています。ここでは、鉄筋コンクリートの梁モデルを中心に、荷重の理解、部材断面の性質、梁の構造理論を行い、配筋計算の意味を解説し、構造計算の流れを習得することを目標とします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義による。 |
履修条件 | 力学の基礎I,II、応用力学、同演習、構造力学I、同演習、材料力学、ビジュアルスタディコンクリート、コンクリート工学から数科目履修していること。 |
授業計画
第1回 | 【事前学習】シラバスをよく読むこと(120分) 【講義内容】ガイダンス(4/10) 力学⇔材料学⇔設計学(構造工学)の位置け、設計=デザイン=DESIGN 構造と設計の関係、設計の概念(許容応力度法、限界状態設計法)、断面形状、断面積、単位 体積重量 【事後復習】講義内容の復習(120分) |
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第2回 | 【事前学習】CSTポータルで配布された資料を事前に読む(120分) 【講義内容】設計で用いる記号と基本的な用語 図心、断面係数、断面二次モーメント、安定計算、核 【事後復習】講義内容の復習とコンクリート構造設計演習との関係について理解(120分) |
第3回 | 【事前学習】CSTポータルで配布された資料を事前に読む(120分) 【講義内容】鉄筋コンクリートの算定Ⅰ 平面保持、線膨張係数、維ひずみ、鉄筋コンクリートの破壊、単鉄筋の算定方法 【事後復習】講義内容の復習とコンクリート構造設計演習との関係について理解(120分) |
第4回 | 【事前学習】CSTポータルで配布された資料を事前に読む(120分) 【講義内容】鉄筋コンクリートの算定Ⅱ 鉄筋の役割、折り曲げ鉄筋、トラス理論、複鉄筋の算定方法 【事後復習】講義内容の復習とコンクリート構造設計演習との関係について理解(120分) |
第5回 | 【事前学習】CSTポータルで配布された資料を事前に読む(120分) 【講義内容】鉄筋コンクリートの算定Ⅲ 曲げ応力と部材断面、縁応力度、軸力と曲げを受ける場合の算定方法 【事後復習】講義内容の復習とコンクリート構造設計演習との関係について理解(120分) |
第6回 | 【事前学習】CSTポータルで配布された資料を事前に読む(120分) 【講義内容】鉄筋コンクリートの算定IV せん断応力度、平均せん断応力度、最大せん断応力度 【事後復習】講義内容の復習とコンクリート構造設計演習との関係について理解(120分) |
第7回 | 【事前学習】CSTポータルで配布された資料を事前に読む(120分) 【講義内容】PC梁の設計(5/29) プレストレスレストコンクリートの原理、PC,PRC、クリープ・乾燥収縮 【事後復習】講義内容の復習とコンクリート構造設計演習との関係について理解(120分) |
第8回 | 【事前学習】第1回から第7回までの内容(120分) 【講義内容】中間試験 理解度確認中間試験 【事後復習】試験問題の復習(総合演習のための復習)(120分) |
第9回 | 梁の設計I(6/12) 【講義内容】コンクリート・鋼材の力学的性質/単鉄筋長方形・T形断面RCはりの曲げ応力度 照査方法 【事前学習】はりの曲げ・せん断応力の算定、応力・ひずみの関係に関する復習(120分)【事後学習】講義内容の復習と演習課題の解答(120分) |
第10回 | 梁の設計Ⅱ (6/19) 複鉄筋長方形断面RCはりの曲げ応力度照査方法 【事前学習】特になし 【事後学習】講義内容の復習と演習課題の解答(240分) |
第11回 | 梁の設計Ⅲ (6/26) 単・複鉄筋長方形断面RCはりの終局曲げ耐力照査方法 【事前学習】特になし 【事後学習】講義内容の復習と演習課題の解答(240分) |
第12回 | 梁の設計IV(7/3) 単鉄筋T形断面RCはりの終局曲げ耐力照査方法 【事前学習】特になし 【事後学習】講義内容の復習と演習課題の解答(240分) |
第13回 | 梁の設計V(7/10) RCはりのせん断力照査の理論(その1)/主応力、せん断応力度照査 【事前学習】特になし 【事後学習】講義内容の復習と演習課題の解答(240分) |
第14回 | 梁の設計Ⅵ(7/17) RCはりのせん断力照査の理論(その2)/せん断補強鉄筋量の算定(トラス理論) 【事前学習】特になし 【事後学習】講義内容の復習と演習課題の解答(240分) |
第15回 | 梁の設計Ⅶ(7/24) 配筋計画、構造細目 【事前学習】特になし 【事後学習】定期試験に向けた第9回から15回までの復習(240分) |
その他
教科書 |
ガイダンスの際、提示します。
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参考書 |
講義中に提示します。
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験及び定期試験とする。 |
質問への対応 | オフィスアワーもしくはメイルにて対応 |
研究室又は 連絡先 |
関 文夫:タワー・スコラ11階S1108号室 seki.fumio@nihon-u.ac.jp 梅村靖弘:タワー・スコラ10階S1032号室 umemura.yasuhiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 12:40 関
金曜 駿河台 12:40 ~ 13:20 梅村
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学生への メッセージ |
力学の基礎から応用力学を学んできました。力学で求めた断面力をカタチにする行為が設計です。自分で設計するために、どのうような計算をすれば決められるのかを学べます。 |