2019年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 空間情報処理 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 羽柴 秀樹 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A51R |
クラス | 3,4年生 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目は土木工学科の専門教育科目として設置されているものであり,土木分野で実利用が盛んである衛星リモートセンシングやGIS(地理情報システム)等の空間情報の取り扱いについての基本的事項と画像情報データの基本的な処理手法を理解する。また、GNSS(全球測位衛星システム)やUAV(ドローン技術)の技術動向にも触れ、土木技術者として空間情報を利用するための基本的な事項を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
基本的には、板書・プリントを利用し説明を行う。画像の紹介や解析結果などはプロジェク ターなどを用いて画像から直感的に理解できるように工夫する。また、随時、画像処理等についての演習を実施する。 |
履修条件 | 履修条件なし。また、受講するにあたり、事前にプログラミングに関する情報処理技術は必要としない。予備知識として測量学Ⅱを履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 空間情報の概説 講義全体の概要説明と現在実用中、開発が進む空間情報群の整理整頓を行う。 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する。(120分) |
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第2回 | 航空機リモートセンシング 航空機リモートセンシングによる空間情報取得についての概説する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと(120分) 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第3回 | 衛星リモートセンシング概説 人工衛星による地球観測技術の概要(衛星の種類、特徴)と観測方法の基本原理に ついて概説する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義内容の整理を行い、講義ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第4回 | リモートセンシングの空間情報処理の基本と演習(1) 衛星画像データの基礎的な画像表示方法の講義と演習を行う。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第5回 | リモートセンシングの空間情報処理の基本と演習(2) 衛星画像の各種画像表示方法や画像判読による調査の基本を講義、演習する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第6回 | リモートセンシングの空間情報処理の基本と演習(3) 衛星画像データによる土地被覆分類図作成、画像間演算の基本を講義、演習する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第7回 | リモートセンシングによる環境調査についての画像処理演習 リモートセンシングによる自然環境調査の実例を通じた講義、演習を行う。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第8回 | リモートセンシングによる都市、地域の調査についての画像処理演習 リモートセンシングによる都市、地域調査の実例を通じた講義、演習を行う。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第9回 | リモートセンシングによる災害調査についての画像処理演習 リモートセンシングによる自然災害調査の実例を通じた講義、演習を行う。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第10回 | GISの基礎と演習(1) GIS(Geographic Information System:地理情報システム)および、種々の 国土数値情報の特徴について概説し、GISの操作の手順を演習する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第11回 | GISの基礎と演習(2) GISの基本構造の理解とデータ入力、表示について講義、演習する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第12回 | GISの基礎と演習(3) GISによる空間情報の重ね合わせ表示について講義、演習する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第13回 | GISの基礎と演習(4) GISによる論理演算を含めた空間解析について講義、演習する。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第14回 | GISの基礎と演習(5) GISによる災害評価や分析についての応用的な空間解析演習を行う。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(120分) 事後学習:講義・演習内容の整理を行い、ポイントを自ら再整理する。(120分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
第15回 | GNSS・UAVについて GNSS(全球測位衛星システム)およびUAV(ドローン技術)ついての概説する。 全体のまとめ 空間情報処理の全体のまとめを行う。 事前学習:講義内容に記載されているキーワードを中心に予習しておくこと。(180分) 事後学習:講義内容の整理を行い、理解を確認・深める。(180分) 前回作成レポートについて、評価を全体整理したうえで、要点を講義中に指導する。 |
その他
教科書 |
必要に応じてプリントを配布する。
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参考書 |
特に指定はしないが、レポート作成などのための参考書や参照WEBの紹介を行う。
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成績評価の方法 及び基準 |
定期試験:60%、演習・レポート:40% |
質問への対応 | 基本的に授業中、授業終了後に受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 羽柴研究室 (駿河台 タワー・スコラ11階1105室) 研究室電話:03-3259-0669 メール:hashiba.hideki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 10:30 ~ 18:00
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学生への メッセージ |
実社会で利用または現在開発されつつある空間情報に関する処理技術・観測技術を講義中に 多く紹介していく予定です。この講義をきっかけに実務上さまざまな側面で利用の機会が今後増える空間情報群を有効に利用できるようにしてください。 |