2019年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 材料力学 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 鈴村・小田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A55O |
クラス | 再履修 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目は土木工学科の専門科目として設置されているものであり、土木構造物の設計・保守 に関連する材料の基本的な性質と、基礎方程式、およびその応用等の学習を通じて、工学的な取り扱いについて修得し、最終的には土木構造物の高度な設計・保守を行える技術者を育てることをめざしている。なお、本科目を理解することにより、より複雑な構造物の取り扱いに進むことが出来る。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主として、板書き、プリント等に基づいて、基礎的な原理、理論、応用等について説明する. |
履修条件 | 再履修科目. 力学の基礎,応用力学で学んだ内容を理解していること. |
授業計画
第1回 | 学習内容:学習目標、授業の進め方等を説明する. 応用力学で学んだ梁部材,棒部材の変形と応力について復習する. 事後学習:応力とひずみの関係にについて復習しておくこと.(180分) |
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第2回 | 事前学習:教科書 1.1節,1.2節の内容を予習しておくこと.(60分) 学習内容:弾性体の変形と応力ーひずみの関係について説明する. 伸張・圧縮変形・直応力・直ひずみ,ずれ変形・せん断応力・せん断ひずみ 事後学習:章末の演習問題 1, 2 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(180分) |
第3回 | 事前学習:教科書 1.3節,1.4節の内容を予習しておくこと.(60分) 学習内容:弾性体の変形と応力ーひずみの関係について説明する. 体積ひずみ,弾性係数,ポアソン比,許容応力,安全率 事後学習:章末の演習問題 3 〜 5 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(180分) |
第4回 | 事前学習:教科書 2.1節〜2.3節の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:断面積が変化する部材の応力ーひずみの関係について説明する. 微小要素に分割して考える必要性の理解 事後学習:章末の演習問題 1, 3 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第5回 | 事前学習:教科書 2.4節の内容を予習しておくこと.(60分) 学習内容:温度変化する部材の応力ーひずみの関係について説明する. 熱変形・温度応力・温度ひずみ 事後学習:章末の演習問題 2, 5 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(180分) |
第6回 | 事前学習:教科書 3 章の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:ねじり変形する部材の応力ーひずみの関係について説明する. 事後学習:章末の演習問題 1, 2 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第7回 | 事前学習:第6回までの内容を復習しておくこと.(180分) 学習内容:講義内容の理解度を測るための試験 ( 中間試験 ) および解説 事後学習:理解不足と思われる点を復習しておくこと.(60分) |
第8回 | 事前学習:教科書 7.1節の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:応力ーひずみの一般的表現について説明する. 外向き法線,応力テンソル,ひずみテンソル 事後学習:章末の演習問題 1 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第9回 | 事前学習:教科書 7.3節,7.4節の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:平面ひずみ状態と平面応力状態について説明する. 事後学習:章末の演習問題 2 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第10回 | 事前学習:教科書 7.2節の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:モールの応力円について説明する. 事後学習:章末の演習問題 3 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第11回 | 事前学習:教科書 7.6節,7.7節の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:線形弾性体の応力とひずみについて説明する. 事後学習:章末の演習問題 5 を解き,講義内容の理解を深める.また解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第12回 | 事前学習:教科書 10.2節,10.3節の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:棒部材の軸荷重に対する安定性 ( 長柱 ) について説明する. 一端固定支持,他端自由の場合,両端ヒンジ支持の場合 事後学習:講義内容に沿った演習問題を配付するので,その解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第13回 | 事前学習:教科書 10.4節,10.5節の内容を予習しておくこと.(120分) 学習内容:棒部材の軸荷重に対する安定性 ( 長柱 ) について説明する. 一端固定,他端ヒンジ支持の場合,両端固定支持の場合 事後学習:講義内容に沿った演習問題を配付するので,その解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(120分) |
第14回 | 事前学習:教科書 10.1節の内容を予習しておくこと.(60分) 学習内容:棒部材の軸荷重に対する安定性 ( 短柱 ) について説明する. 短柱と断面の核 事後学習:講義内容に沿った演習問題を配付するので,その解答をレポートとして提出すること. (提出されたレポートは添削後,返却する)(180分) |
第15回 | 事前学習:第1回から第14回までの内容を復習しておくこと.(240分) 学習内容:講義内容の理解度を測るための試験および解説 事後学習:理解不足と思われる点を復習しておくこと.(60分) |
その他
教科書 |
有光隆 『図解でわかるはじめての材料力学』 株式会社技術評論社 2003年 第1版
基本的なことがしっかり書かれている。自習にも適している。
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参考書 |
教科書以外の内容に関しては必要に応じて資料を配付する。
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験 (40%),平常試験 ( 60% ) で評価する. |
質問への対応 | オフィスアワー及び講義後に適宜質問を受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
鈴村:タワー・スコラ S1130 研究室 小田:タワー・スコラ S1123 研究室 |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:40 ~ 18:10 タワー・スコラ S1130 研究室 鈴村
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 タワー・スコラ S1123 研究室 小田
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学生への メッセージ |
基本的な考えを理解し、課題に取り組めば、力がつきます。 |