2019年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | コンクリート構造設計演習 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 関・梅村・中村 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜1 土曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A61M A62M |
クラス | 1組 、 2組 | ||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | これまで学んだ力学を、材料の特性を理解して、カタチにする行為が設計です。そのカタチを検討する基礎が構造計算であり、力学が設計の中で、どのように使われるのかを理解することを目標にしています。ここでは、鉄筋コンクリートの梁モデルの演習を中心に行い、荷重の理解、部材断面の性質、梁の構造計算演習を行い、配筋計算の意味を解説し、構造計算の流れを習得することを目標とします。 |
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授業形態及び 授業方法 |
計算、作図といった演習中心の講義です。 電卓、定規を用意してください。 |
履修条件 | 力学の基礎I,II、応用力学、同演習、構造力学I、同演習,材料力学、ビジュアルコンクリート、コンクリート工学から数科目履修していること。 |
授業計画
第1回 | 【事前学習】シラバスをよく読むこと(30分) 【講義内容】ガイダンス 力学⇔材料学⇔設計学(構造工学)の位置け、設計=デザイン=DESIGN 【事後学習】次回からの演習に向けて,設計の位置づけを復讐すること(30分) |
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第2回 | 【事前学習】テキスト1.設計概要~4.荷重の算定を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(30分) 【講義内容】擁壁の設計Ⅰ 構造設計の用語,設計のフロー,設計条件,準拠基準について講義及び演習する。 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。(30分) |
第3回 | 【事前学習】テキスト5.安定計算を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(30分) 【講義内容】擁壁の設計Ⅱ 荷重の算定、安定計算(支持、滑動)土圧 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。(30分) |
第4回 | 【事前学習】テキスト5.安定計算を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(30分) 【講義内容】擁壁の設計Ⅱ 荷重の算定、安定計算(回転)土圧,有効幅、核 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。 EXCELシートをCSTポータルで配信するので,確実に計算を完了すること(30分) |
第5回 | 【事前学習】テキスト6.安定計算を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(30分) 【講義内容】擁壁の設計Ⅲ 部材の設計(断面力の算定),部材に作用する断面力の算定 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。(30分) |
第6回 | 【事前学習】テキスト7.部材の設計を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(30分) 【講義内容】擁壁の設計Ⅳ 部材の設計(鉄筋コンクリートの算定),単鉄筋と鉄筋による鉄筋コンクリートの照査 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。(30分) |
第7回 | 【事前学習】テキスト8.鉄筋の配筋を読んで理解できない箇所を質問できるようまとめておくこと。(30分) 【講義内容】擁壁の設計Ⅴ 配筋、鉄筋の呼称、せん断補強筋、加工図、構造細目 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。(30分) |
第8回 | 【事前学習】第1回~第7回までが対象 テキスト1.~8.鉄筋の配筋を理解できるようまとめておくこと。(60分) 【講義内容】中間試験 第1回~第7回までが対象 【事後学習】次回に向けて、講義内容を復習しておくこと。(60分) |
第9回 | 梁の設計Ⅰ (6/15) 【講義内容】設計条件設定,断面力の算定 【事前学習】特になし 【事後学習】次回に向けて 、演習内容を復習しておくこと。(120分) |
第10回 | 梁の設計II (6/22) 【講義内容】必要鉄筋量の算定 (単・複鉄筋長方形断面・単鉄筋T形断面RCはり) 【事前学習】特になし 【事後学習】次回に向けて 、演習内容を復習しておくこと。(120分) |
第11回 | 梁の設計III (6/29) 【講義内容】曲げ応力度の照査、ひび割れ幅の照査 【事前学習】特になし 【事後学習】次回に向けて 、演習内容を復習しておくこと。(120分) |
第12回 | 梁の設計IV (7/6) 【講義内容】終局耐力の照査(単・複鉄筋長方形断面・単鉄筋T形断面RCはり) 【事前学習】特になし 【事後学習】次回に向けて 、演習内容を復習しておくこと。(120分) |
第13回 | 梁の設計V(7/13) 【講義内容】コンクリートの受け持つせん断耐力の照査とモーメントシフトの計算 【事前学習】特になし 【事後学習】次回に向けて 、演習内容を復習しておくこと。(120分) |
第14回 | 梁の設計VI (7/20) 【講義内容】せん断耐力(せん断補強筋あり)の照査 【事前学習】特になし 【事後学習】次回に向けて 、演習内容を復習しておくこと。(120分) |
第15回 | 梁の設計VII (7/27) 【講義内容】総合演習 【事前学習】特になし 【事後学習】定期試験に向けて第9回から第14回の演習内容を復習しておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
講義の際、紹介します。
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参考書 |
講義の際、紹介します。
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成績評価の方法 及び基準 |
基本的には,中間試験と定期試験による評価とする。 |
質問への対応 | オフィスアワーもしくはメイル |
研究室又は 連絡先 |
関 文夫:タワー・スコラ11階S1108号室 seki.fumio@nihon-u.ac.jp 梅村靖弘:タワー・スコラ10階S1032号室 umemura.yasuhiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 12:40 関
金曜 駿河台 12:40 ~ 13:20 梅村
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学生への メッセージ |
鉄筋コンクリート構造の設計の考え方が解るように、設計の基本的な視点に立って、講義を編成しました。力学系の基本からやり直すので、力学が不安な人も再度チャレンジしてください。構造物を設計する基本が学べます。 |