2019年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | ゼミナールⅡ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 梅村・大沢 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A65N |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 「風」に関する内容を学ぶ. 長く大きな橋(吊橋・斜長橋)を設計する上で,風の力・作用を無視することはできない.台風や竜巻などの強風は,災害を引き起こす.一方で,風の持つエネルギーは発電に利用されている. このように様々な側面を持った「風」について,輪講,実験,実測,コンピュータシミュレーションなどを通じて,理解を深める. |
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授業形態及び 授業方法 |
輪講,実験,実測,コンピュータシミュレーションなどの形態で実施する. 実験は少人数のグループに分かれて実施する. コンピュータシミュレーションは自らプログラムを操作し,体験的に学ぶ. プレゼンテーションの機会を豊富に含める. |
履修条件 | 選択. 開講曜日・時限は配属された学生の履修状況を考慮して最終的に決定する. |
授業計画
第1回 | 風で揺れる構造物に関する風洞実験の準備 【事前学習】実験計画を再度見直し,修正すべき箇所があれば,適宜修正すること。(30分) 【事後学習】授業内での指摘を踏まえ,適宜計画を修正すること。(30分) |
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第2回 | 風で揺れる構造物に関する風洞実験(実験模型の製作) 【事前学習】模型製作工程を検討すること。(30分) 【事後学習】製作した模型に不十分な箇所があれば修正すること。(30分) |
第3回 | 風で揺れる構造物に関する風洞実験(予備実験) 【事前学習】実験の計画を立てること。(30分) 【事後学習】実験の結果をまとめること。(30分) |
第4回 | 風で揺れる構造物に関する風洞実験(結果の改善) 【事前学習】予備実験の結果を踏まえて改善案を検討し,発表できる形にまとめること。(30分) 【事後学習】授業中に議論した改善案を踏まえて,再実験計画を立てること。(30分) |
第5回 | 風で揺れる構造物に関する風洞実験(再実験) 【事前学習】実験の計画を立てること。(30分) 【事後学習】実験の結果をまとめること。(30分) |
第6回 | 風洞実験コンテスト 【事前学習】発表の準備を行うこと。(60分) 【事後学習】コンテストの結果を踏まえ,一連の実験をレポートにまとめること。レポートは添削し,後日の授業で返却する(60分) |
第7回 | コンピュータシミュレーションの基礎理論に関する講義(1) 【事前学習】参考書の当該箇所を読み,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(15分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(15分) |
第8回 | コンピュータシミュレーションの基礎理論に関する講義(2) 【事前学習】参考書の当該箇所を読み,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(15分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(15分) |
第9回 | 風のコンピュータシミュレーションに関する講義 【事前学習】参考書の当該箇所を読み,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(30分) 【事後学習】講義内容を復習し,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(30分) |
第10回 | 風のコンピュータシミュレーションの準備(1):プログラム操作手順の説明 【事前学習】参考資料の当該箇所を読み,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(30分) 【事後学習】配布されたプログラムを再度動かし,操作手順を確認すること。(30分) |
第11回 | 風のコンピュータシミュレーションの準備(2):データファイルの説明 【事前学習】参考資料の当該箇所を読み,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(30分) 【事後学習】配布されたデータファイルを,独自のデータに書き換えること。(30分) |
第12回 | 風のコンピュータシミュレーションの準備(3):データ処理・分析方法の説明 【事前学習】参考資料の当該箇所を読み,理解できなかった箇所を質問できるようまとめること。(30分) 【事後学習】独自のデータに基づいて行ったシミュレーションの結果を,講義を参考に自身で処理・分析すること。(30分) |
第13回 | 風のコンピュータシミュレーション(1):課題提示 【事前学習】自身で行うシミュレーションの内容を検討すること。(30分) 【事後学習】独自のデータに基づいて行ったシミュレーションの結果を,講義を参考に自身で処理・分析すること。(30分) |
第14回 | 風のコンピュータシミュレーション(2):コンピュータ演習 【事前学習】自身で行うシミュレーションのデータを作成すること。(30分) 【事後学習】独自のデータに基づいて行ったシミュレーションの結果を,第12回の講義を参考に自身で処理・分析すること。(30分) |
第15回 | 風のコンピュータシミュレーション(3):コンピュータ演習 【事前学習】自身で行うシミュレーションのデータを作成すること。(30分) 【事後学習】独自のデータに基づいて行ったシミュレーションの結果を,第12回の講義を参考に自身で処理・分析すること。(30分) |
その他
教科書 |
特に指定しない.資料は随時プリントとして配付する.
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参考書 |
日本風工学会編集 『風工学ハンドブック』 朝倉書店 2007年 第1版
一部をコピーして配付する.
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成績評価の方法 及び基準 |
課題の成果,報告会でのプレゼン内容等を総合し評価する. |
質問への対応 | 質問は随時対応します. |
研究室又は 連絡先 |
タワー・スコラ10階S1026室,hasebe.hiroshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 16:40 ~ 17:40
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学生への メッセージ |
皆さんの生活と密接なつながりのある「風」について学ぶ機会は中々ありません。 他大学を含めてみても,学部で「風」を学ぶ授業は珍しいです。 きっと今まで知らなかった新しい発見が多々あることと思います。 |