2019年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | マーケティング・リサーチ | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 稲垣・佐藤 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B12F |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目では、マーケティングおよびマーケティング・リサーチに関する基礎を理解するとともに、マーケティング技法とその実際について、流通業や交通業などの事例を通して学びます。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、D「専門応用力」の達成に重要な科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式(一部演習を含む) |
履修条件 | 専門科目、マネジメントコース、系群共通 |
授業計画
第1回 | <イントロダクション> 稲垣 交通分野におけるマーケティングの必要性、ソーシャルマーケティングの適用を概説する。 【事前学習】マーケティングの基本事項を調べて予習すること。(60分) 【事後学習】講義内容を復習し、交通マーケティングの基本概念を確認し理解すること。(120分) |
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第2回 | <マーケティング入門> 佐藤 マーケティングの基礎、マーケティングの基本課題、マーケティングの進め方、プロダクト・マネジメントにおける代表的な理論を概観する。 【事前学習】マーケティングの基本概念を調べて予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、理解を深めること。(120分) |
第3回 | <マーケティング・リサーチの戦略と方法> 佐藤 マーケティング・リサーチの重要性、マーケティング・リサーチに使用される代表的なデータの特性・取得方法・分析方法を解説する。 【事前学習】マーケティング・リサーチの基本事項を調べて予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、理解を深めること。(120分) |
第4回 | <メーカーのマーケティング・リサーチ> 佐藤 消費者セグメンテーション、製品のポジショニング、製品・サービスの評価に関するマーケティング・リサーチ方法について解説する。 【事前学習】メーカーのマーケティング・リサーチに関して調べて予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、理解を深めること。(120分) |
第5回 | <流通分野のマーケティング・リサーチ> 佐藤 小売店舗の商圏分析、小売店舗分類、プロモーションや発注管理のためのマーケティング・リサーチ手法について解説する。 【事前学習】流通分野のマーケティング・リサーチに関して調べて予習すること。(120分) 【事後学習】講義内容を復習し、理解を深めること。(120分) |
第6回 | <マーケティング・リサーチ演習> 佐藤 課題に対するプレゼンテーションとディスカッションを行う。 【事前学習】演習課題のプレゼンの準備を主体的に行うこと。(240分) 【事後学習】プレゼンとディスカッションの内容を復習し、理解を深めること。(60分) |
第7回 | <GISを利用した地域分析1> 稲垣 エリアマーケティングに用いられるGISの基礎を解説する。GISの基本的概念やマーケティングに使用するデータなどについて触れる。 【事前学習】GISについて調べて予習すること。(60分) 【事後学習】講義の内容を復習し、理解を深めること。(120分) |
第8回 | <GISを利用した地域分析2> 稲垣 GISを活用する際の基礎知識である投影法、座標系・レイヤ・ベクタ・ラスタの基礎概念、交通実務における活用の実際、各種ソフトウェアなどを解説する。 【事前学習】前回の講義内容に基づいて、GISについてさらに調べて予習すること。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、理解を深めること。(120分) |
第9回 | <GISエリアマーケティング演習1 基礎> 稲垣 フリーGISソフトを用いた実習を行う。データ取得、基本操作、彩色・陰影表現などを学び、主題図の作成手順、表現方法を理解する。 【事前学習】第7回、第8回の講義内容を十分に理解し、演習の準備を行うこと。(120分) 【事後学習】演習の内容を復習し、操作方法や基礎概念の理解を深めること。(120分) |
第10回 | <GISエリアマーケティング演習2 分析その1> 稲垣 作成した主題図からGISの基本統計機能を用いた分析を行う。統計値の算出、テーブル結合など。 【事前学習】前回までの演習内容を十分に理解し準備を行うこと。(60分) 【事後学習】演習の内容を復習し、操作方法や概念の理解を深めること。(120分) |
第11回 | <GISエリアマーケティング演習3 分析その2> 稲垣 作成した主題図からGISの基本統計機能を用いた分析を行う.バッファリング,空間演算など. 【事前学習】前回までの演習内容を十分に理解し準備を行うこと。(60分) 【事後学習】演習の内容を復習し、操作方法や概念の理解を深めること。(120分) |
第12回 | <GISエリアマーケティング演習4 まとめ> 稲垣 作成した主題図と分析結果を考察する。また、プレゼンテーションや報告書に活用する方法を習得する。 【事前学習】前回演習内容を十分に理解し準備を行うこと。(60分) 【事後学習】演習の内容を復習しながら、提出課題の演習を行うこと。(240分) |
第13回 | <交通分野におけるマーケティングの実際> 稲垣 鉄道会社・バス会社・旅行会社などのマーケティング戦略について概観する。 【事前学習】交通のマーケティング戦略について事例を調べて予習を行うこと。(120分) 【事後学習】講義の内容を復習し、理解を深めること。(120分) |
第14回 | 平常試験および問題の解説 【事前学習】全体の復習によって理解を十分に深め、試験に備えること。(240分) 【事後学習】試験と解説の内容を復習し、習得事項の整理を行うこと。(120分) |
第15回 | 試験・課題の採点に基づく解説、まとめ 【事前学習】全体の復習によって理解を確認すること。(120分) 【事後学習】試験、課題に関するフィードバックの内容を復習し、習得事項の整理を行うこと。(120分) |
その他
教科書 |
教科書は使用せず、講義・演習でプリントを配布する。
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参考書 |
フィリップ・コトラー(著),ケビン・レーン・ケラー(著),恩藏直人(監修),月谷真紀(翻訳) 『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』 ピアソン・エデュケーション 2008年 第12版
高橋重雄・三条和博・井上孝・高橋朋一 『事例で学ぶGISと地域分析―ArcGISを用いて』 古今書院 2005年
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成績評価の方法 及び基準 |
試験50%、演習課題50%の配点で総合評価する。GPA基準にもとづいて合否を判定する。 出席が80%以下の者、最終回(試験・課題の解説)を欠席した者は、原則として採点対象としない。 |
質問への対応 | オフィスアワーにて対応。 |
研究室又は 連絡先 |
稲垣(運輸交通計画研究室:744室)inagaki.tomoyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:00 ~ 12:30 稲垣
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学生への メッセージ |
身近な商品や店舗、日頃から利用する交通機関も、マーケティングの視点からみると新しい発見があります。 |