2019年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
| 科目名 | 道路工学 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 下川・峯岸 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | B21F |
| クラス | |||
| ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
| 履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 本科目のカリキュラムの位置づけは、道路計画・道路設計・道路管理に関する専門的な知識・技術を演習を併用して習得することです。 また、道路構造令に準拠した道路の基盤整備の具体的内容を習得する。 本科目は、学科の学習・教育到達目標A～I（「学生生活のしおり」p.1参照）のうち、D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
道路の計画や設計・管理を行なう場合の基礎的な知識について、基礎的な考え方、平面線形、縦断線形、横断構成、平面交差点、道路構造、道路付属施設および維持管理等の面から講義し関係を理解する。講義はパワーポイントと板書を用いて行い行う。 |
| 履修条件 | 選択、専門教育科目、両コース、社会基盤系群、道路工学演習と同時履修することが望ましい |
授業計画
| 第1回 | 道路構造令の概要 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp43-59をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
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| 第2回 | 道路の機能 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp61-73をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第3回 | 道路の区分と設計車両、設計速度 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp121-132，pp149-175をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第4回 | 道路の横断面構成 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp177-286(環境を除く)をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第5回 | 道路の交通容量と設計基準交通量 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp132-148をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第6回 | ラウンドアバウト 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp494-498をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第7回 | 幾何構造① 概説、車道の屈曲部、曲線半径、曲線長、片勾配、片勾配や拡幅等のすりつけ 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp.287-354をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第8回 | 幾何構造② 緩和区間、クロソイド曲線、制動停止視距と追越視距、縦断勾配、登坂車線、縦断曲線、横断勾配、合成勾配、平面曲線と縦断曲線の組合わせ 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp.354-444をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第9回 | 平面交差① 概説、計画設計の原則、交差点付近の幾何構造、横断構成 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp.445-469及び「平面交差の計画と設計 基礎編」pp.1-36をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第10回 | 平面交差② 右折車線と左折車線、左折導流路の設計、導流島と導流路、横断歩道、停止線 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp.469-494及び「平面交差の計画と設計 基礎編」pp.38-109、pp.147-180をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第11回 | 道路構造 舗装および維持管理、付属施設等 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp.605-624をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第12回 | 道路標識 概説、種類、設置基準、設置場所等 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」pp.624-670をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第13回 | 道路環境対策および対策事例 【事前学習】「道路構造令の解説と運用」第2章横断面構成のうち環境に関わる節をよく読み記載内容を整理しておくこと。（120分） 【事後学習】授業ノートと教科書を再読し、内容を十分に理解しておくこと。（120分） |
| 第14回 | 復習およびまとめ 【事前学習】これまでの授業内容を事前学習しておくこと。（120分） 【事後学習】授業内容を十分復習しておくこと。（120分） |
| 第15回 | 平常試験とその解説 【事前学習】平常試験にあたり、これまでの授業内容を事前学習しておくこと。（120分） 【事後学習】平常試験の解説を十分復習しておくこと。（120分） |
その他
| 教科書 |
社団法人 日本道路協会 『道路構造令の解説と運用』 丸善 2015年 第4版
(社)交通工学研究会 『平面交差の計画と設計 基礎編』 (社)交通工学研究会 2018年 第1版
「平面交差の計画と設計 基礎編」は授業の中で販売する予定
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| 参考書 |
(社)交通工学研究会 『道路交通技術必携2018』 建設物価調査会刊 2018年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
・全体的な知識の理解度を定期試験でGPA制度の基準にしたがって合否および優劣を評価する。 ・出席が80％未満の場合は、原則として平常試験の採点対象としない。なお、正当な理由がある場合に限り、追加課題の提出により許可する。 |
| 質問への対応 | オフィスアワー時に研究室で対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
下川：道路マネジメント研究室 7111室 shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp 峯岸：地盤工学研究室 717室 minegishi.kunio＠nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ～ 13:00 下川
月曜 船橋 12:20 ～ 13:00 峯岸
火曜 船橋 12:30 ～ 13:00 下川
火曜 船橋 12:20 ～ 13:00 峯岸
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| 学生への メッセージ |
人が歩き、車が走る道。道には、出会いの場や憩いの場、まちのたたずまいや風景ともなる道。物理的な道以外にも心豊かにする道づくりがあります。わが国の道路（道）整備について、制度や基準等の工学的な視点を交えて理解を深めていきましょう。 |