2019年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | ゼミナール | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 峯岸・小早川 他 | 履修期 | 年間 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B23A |
クラス | |||
ポリシー | ディプロマ・ポリシー【DP】 カリキュラム・ポリシー【CP】 | ||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは、都市・交通・環境問題の専門領域について、研究における問題の認識の仕方、問題解決の方法等、自分の考えを具体的に表現できる能力を養い、グループディスカッションを通じた発表方法等により習得することです。 また、社会貢献型演習として地域の方々と一緒に交通改善計画等を構築する継続的な学習能力を習得します。 本科目は、学科の教育・学習目標A~I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち、F「生涯自己学習能力」の達成に主体的に関与する重要な科目です。またD「専門応用学力」、E「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」、G「デザイン・総合力」、I「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」の達成に補足的に関連する科目です。 |
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授業形態及び 授業方法 |
①交通・都市・環境に関連する事例報告等を題材としたグループディスカッションの実施、②社会貢献型演習の実施、③専門領域の講義、等を行う。 これらの取り組みにおいて、毎回、個別ノートを作成する復習を課し、ゼミナールの最終時に確認し、まとめ方について、個別に総評として評価結果をフィードバックする。 |
履修条件 | 交通公害、交通事故、都市環境の悪化、自然環境の保全、等の幅広い交通・社会問題への興味および認識、専門教育科目 |
授業計画
第1回 | 概論 実施方法、実施内容、評価方法の説明 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
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第2回 | グループディスカッション(1) グループディスカッションとは何か、何を評価されるか、どのように関わればよいか 【事後学習】グループディスカッションで配慮すべき事項を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第3回 | グループディスカッション(2) 設定されたテーマで練習 【事後学習】何ができて何ができなかったか、総評に対する自己採点を含めたまとめを個別にノートに整理すること(60分) |
第4回 | 講義(1)交通と環境 Ⅰ 担当教員による講義:道路整備に伴う環境影響評価について 【事後学習】講義内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第5回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(1) 北千葉道路の環境影響評価の取り組みの紹介 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第6回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(2) 北千葉道路の環境影響評価の取り組みの紹介 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第7回 | 講義(2)交通と環境Ⅱ 担当教員による講義:道路整備に伴う環境影響評価の法制度の詳細について 【事後学習】講義内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第8回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(3) 北千葉道路の環境影響評価の実施方法の確認 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第9回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(4) 北千葉道路の環境影響評価の評価方法①の確認 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第10回 | 講義(3)交通と環境Ⅲ 担当教員による講義:環境影響評価等に用いる評価手法について 【事後学習】講義内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第11回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(5) 北千葉道路の環境影響評価の評価方法②の確認 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第12回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(6) 北千葉道路の環境影響評価の評価書の模擬検討① 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第13回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(7) 北千葉道路の環境影響評価の評価書の模擬検討② 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第14回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(8) 北千葉道路の環境影響評価の評価書の模擬検討③ 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第15回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の中間報告会 北千葉道路の環境影響評価のまとめ 【事後学習】中間報告に対する評価内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第16回 | 前期のゼミナールのまとめ、および後期の実施内容の説明 社会貢献型学習の概要紹介 【事後学習】社会貢献型学習への期待・担当したい内容等の整理(60分) |
第17回 | 講義(4)交通と環境Ⅳ 担当教員による講義:交通 Maas の概念及び取り組み事例について 【事後学習】講義内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第18回 | グループディスカッション(4) 設定されたテーマで練習 【事後学習】何ができて何ができなかったか、総評に対する自己採点を含めたまとめを個別にノートに整理すること(60分) |
第19回 | 講義(5)交通と環境Ⅴ 担当教員による講義:公共交通の自動運転化による影響について 【事後学習】講義内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第20回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(9) 自治体で取り組む公共交通整備について(対象地区の理解) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第21回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(10) 自治体で取り組む公共交通整備について(現状の利便性等の評価) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第22回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(11) 自治体で取り組む公共交通整備について(対象地区における問題店と課題の整理) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第23回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(12) 自治体で取り組む公共交通整備について(改善案の検討) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第24回 | 講義(6)交通と環境Ⅵ 担当教員による講義:コンパクトシティ・プラス・ネットワークについて 【事後学習】講義内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第25回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(13) 自治体で取り組む公共交通整備について(改善案の効果の想定) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第26回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(14) 自治体で取り組む公共交通整備について(改善案の提案) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第27回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(15) 自治体で取り組む公共交通整備について(改善案の受容性の評価) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第28回 | 社会貢献型交通改善計画・調査の解析(16) 自治体で取り組む公共交通整備について(行政施策としての可能性の検討) 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
第29回 | グループディスカッション審査会 設定されたテーマで審査 【事後学習】何ができて何ができなかったか、審査の総評に対する自己採点を含めたまとめを個別にノートに整理すること(60分) |
第30回 | ゼミナールのまとめ 担当教員による社会貢献型学習に関する総評 【事後学習】ゼミ内容を個別にノートにまとめておくこと(60分) |
その他
教科書 | |
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参考書 |
ゼミナール実施時にテーマごとの資料を配布する。
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成績評価の方法 及び基準 |
個別課題の発表、グループディスカッション、交通改善計画・調査の解析および発表をGPA制度の基準にしたがって合否および優劣を総合的に評価して採点する。 全体のグループワークでの自主的な活動(文献整理、調査の準備、調査結果の取り纏め、報告書の作成)の状況によってF「生涯自己学習能力」(40%)とE「実験・実習・演習を通した計画的遂行能力」(15%)の基礎が習得できたかを、他の講義で習得した計画の立案並びに調査の実施、データの分析方法の応用がなされたかによってD「専門応用学力」(15%)が習得できたかを、調査・データの分析を通してその都市・地域に即した交通システムを検討できたかによってG「デザイン・総合力」(15%)が習得できたかを、現地でのワークショップにおける討議などと発表、学術講演会での発表における質疑応答、内容などによってI「ファシリテイト能力・コミュニケーション能力」(15%)が習得できているかを評価する。 なお、80%以上の出席がない場合は、不合格とする。 |
質問への対応 | 随時、研究室およびメールにて対応 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎7号館738室 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 交通環境研究室
木曜 船橋 12:20 ~ 13:00 交通環境研究室
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学生への メッセージ |
幅広い分野の課題に興味を持ち、積極的に活動に加わる意欲をもって取り組みましょう。 |